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【危険】吹き抜けはエアコン殺し!?

こんばんは、かおり木工房そうのです。

いい天気で、日傘を刺して歩いている人が

目に入るようになりました。

これからは朝日通勤で必須ですね。

 

 

吹き抜けで失敗しないための設計ポイント3選

「吹き抜けのある家って、

おしゃれで開放感もあって憧れますよね。」

そう思って採用した方が、住み始めてから真っ先に後悔する場所。

それが「吹き抜け」です。

 

実際、こうした声をよく聞きます。

「冬にエアコンをつけても、

暖かい空気が全部2階へ逃げる

「電気代が跳ね上がった」

「声や音が響いて、リビングで落ち着かない」

 

なぜこのようなことが起こるのでしょうか?

今日は、「吹き抜けがエアコン殺しになる理由」と、

後悔しないための3つの設計ポイントをご紹介します。

 

1吹き抜けは空気の通り道になる

エアコンの暖房は、空気を温めて部屋を暖かくする方式です。

しかし温まった空気は軽くなって、上に逃げていきます。

 

つまり、

暖気が2階へ全部上がってしまう=1階がいつまで経っても寒い

という現象が発生します。

吹き抜けを設けた場合、

特に8帖以上の大空間だと、

1階の快適性が犠牲になる可能性が高まります。

 

2音も匂いも想像以上に広がる

吹き抜けは空間がつながっているため、

・キッチンの炒め物の匂いが2階まで上がる

・子供の声が響いて、2階の音が混ざる

・リビングでTVを見ていても、2階の音が混ざる

など、生活音や匂いのコントロールが難しくなるケースが多いのです。

 

「家族の気配を感じられる」と言えば聞こえが良いですが、

それが逆にプライバシーのストレスになることも。

 

3電気代が跳ね上がる

冬に暖房、夏に冷房を入れても、

空間が大きすぎて効率が悪い。

それが「吹き抜けがエアコン殺し」と呼ばれる所以です。

例として、

・冬の光熱費が月3万円以上に跳ね上がったケース

・冷暖房効率が悪すぎて、サーキュレーターを複数台設置した家

 

こうなると「せっかくの開放感」が、

コストと不快さで相殺される

ことになってしまいます。

 

後悔しないための3つの設計ポイント

1全館空調、熱交換換気を導入

→吹き抜け空間でも温度ムラが出にくい冷暖房式を検討。

2吹き抜けの大きさは「最小限」に設計する

→8帖を超える吹き抜けは要注意。4〜6帖程度がベストバランス。

3窓の配置で「上下に風が抜ける設計」を実現

→ハイサイドライト+1階の窓で、自然換気も可能に。

 

憧れは、機能で裏打ちしてこそ

吹き抜けは設計と設備のバランスが取れて初めて、

「成功」します。

見た目や間取り図の図面だけで決めてしまうと、

暮らし始めてから「こんなはずじゃなかった」と

後悔することに。

 

住宅は、見えない部分が快適さを決めます。

開放感のある吹き抜けこそ、冷暖房や音環境とセットで

慎重に考えましょう。

 

それでは、また。

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