
夏に地獄を見る!?
こんばんは、かおり木工房そうのです。
連休も明日で終わりですね。
こどもの日でいい天気でしたが、
明日は天気が悪くなるそうです。
「南向き=正解」はもう古い!
家づくりで後悔しない太陽の読み方
「南向きの土地は人気で資産価値も高い。
間取りも南に窓を広く取れば、冬暖かくて快適。」
実はこの住宅の常識、すでに落とし穴になっているのを
ご存知ですか?
実際に会った話。
南向きで大きな窓を設けた新築のリビング。
冬はポカポカで快適だったはずが、
6月の初夏には既に冷房が効かず、室温33度オーバー。
電気代は2万円を超えました。
原因は、ーー「太陽の高さ」と「設計の考え方」を
読み間違えたから。
南向きの家ほど、夏に地獄になる?
意外ですよね。
でもこれ、本当に多い設計ミスあるあるなんです。
「冬は暖かくて光が入る家にしたい」と思って、
南側に大開口の窓を作る。でも…
・夏の直写が入り込みすぎて室温が上昇
・ひさしが短くて日差しを遮れない
・Low-Eガラスの選定を間違えて熱がこもる
・カーテンを閉めっぱなしで結局日も入らない
結果、冬快適どころか夏地獄な家に
なるケースが後を絶ちません。
太陽の高さは季節で違う
ではなぜ、こんなことが起こるのでしょうか?
それは「太陽の高さ(南中高度)」が季節で大きく変わるからです。
・冬の太陽:高さ約30〜40度→低く差し込む
・夏の太陽:高さ約70度〜80度→真上から照り付ける
つまり、設計段階でこの高さの違いを考慮しなければ、
光も熱もコントロールできないのです。
後悔しないための黄金ルール
軒やひさしは60〜90cm以上が理想
→夏の高い太陽は遮り、冬の低い光は室内まで届く
Low-Eガラスは2種類ある
→南側は「日射取得型」/西・東・北側は「遮蔽型」で使い分け
窓を大きくするなら、周囲の影をシミュレーション
→隣家の影、植栽の影、冬至・夏至で
どう変化するかも確認を
夏の快適は「見えない設計」で決まる
建てる前には「明るい家にしたい」「大きな窓がいい」と
誰でも言います。
でも建てた後、多くの人がこう言います。
「こんなに暑くなると思わなかった」
「結局カーテン閉めっぱなしでくらい」
「窓を開けると暑い風しか入ってこない」
快適な住まいとは、
「目に見える広さ」より「目に見えない設計」のほうが
圧倒的に重要なんです。
南向き=正解、は思い込みかもしれません。
大事なのは、「どの角度から、いつ、どのくらい日が入るか」を
コントロールすること。
太陽の動きを味方にすれば、
冷暖房費は確実に下がり、毎日が驚くほど快適になります。
それでは、また。
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