【冬夏の光熱費を徹底比較!断熱性能の違いによる効果を解説】
光熱費を抑える住まいづくりを考える上で、断熱性能の重要性はますます高まっています。
特にエアコンや暖房器具の稼働が増える「冬」と「夏」では、断熱の有無によって月々の光熱費に大きな差が生まれます。
本記事では、冬と夏の光熱費の構造を解説しながら、断熱性能によってどれほど差が出るのかを科学的に裏付けていきます。
■ 冬の光熱費が高くなる理由とは?
冬は外気温と室内温の差が大きく、熱は高い方から低い方へと移動する性質があるため、暖房で温めた熱が建物の隙間や断熱性能の低い部分からどんどん逃げていきます。とくに窓、壁、屋根、床下などが主要な熱損失ポイントです。
断熱性能が低い住宅では、暖房が切れると急激に室温が下がり、エアコンの稼働時間と出力が増加。その結果、電気代やガス代が跳ね上がるのです。
■ 夏の冷房費も断熱次第で大きく変わる
夏場は日射熱が屋根や壁から入り込み、さらに西日などにより室温が上昇します。これを抑えるには、外からの熱を遮断する「遮熱」と「断熱」の両方が求められます。
断熱性能が高い家は、昼間の熱気を中に入れにくく、夜になっても室温が上がりにくいため、エアコンの使用を最低限に抑えることができます。
■ 高断熱住宅と旧性能住宅の光熱費比較(モデル試算)
たとえば、静岡市にある築30年の一般的な木造住宅と、断熱等級6相当の高性能住宅を比較したシミュレーションでは以下のような差が出ます。
【冬の1か月の光熱費】
・旧住宅:22,000円(暖房+給湯)
・高断熱住宅:11,000円
【夏の1か月の光熱費】
・旧住宅:16,000円(冷房+除湿)
・高断熱住宅:8,000円
年間での光熱費差は、約15〜20万円にも上ることがあり、長期的な家計負担の差は非常に大きいといえます。
■ 温熱シミュレーションでわかる断熱効果
かおり木工房では、設計段階から温熱環境のシミュレーションを行い、断熱材の仕様や窓の位置などを科学的根拠に基づいて決定します。これにより、建てる前から光熱費の見通しを立てることができ、将来的な経済性も含めた家づくりが可能です。
■ 断熱性能を高める具体的な方法
・壁・屋根・床に厚みのある高性能断熱材を採用
・C値0.5以下の高気密施工
・トリプルガラス樹脂サッシ
・庇や植栽などによる日射遮蔽設計
・エアコン1台でも全館空調を可能にする設計手法
これらを組み合わせることで、冬も夏も光熱費を大幅に削減しながら快適な住環境を実現できます。
■ まとめ:断熱は一年を通じた光熱費対策
断熱は冬だけのものと思われがちですが、夏の冷房費にも直結する重要な性能です。断熱性能を高めることは、光熱費を抑えるだけでなく、ヒートショックや熱中症といった健康被害のリスクも軽減することにつながります。
家族の健康と家計を守るために、今こそ断熱性能を見直した住まいを検討してみませんか?
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住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
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次回予告:「初期投資を回収できる断熱改修のシミュレーション」

















































