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サッシや窓枠の老朽化が暮らしに与える影響と改善策とは

住まいの快適性や省エネ性を大きく左右するのが「サッシ」と「窓枠」です。普段はあまり意識されない部分ですが、老朽化が進むと 結露・断熱不足・隙間風・防犯性低下 など、暮らしの安心と快適さを脅かす原因になります。今回は、サッシや窓枠の劣化によって起こるリスクと、その改善方法について詳しくご紹介します。


サッシや窓枠の老朽化サイン

サッシや窓枠は日常的に開閉を繰り返すため、徐々に劣化していきます。次のような症状が見られる場合は注意が必要です。

  • 窓の開閉が重くなった
  • ゴムパッキンの劣化や剥がれ
  • 窓ガラスまわりに結露やカビが発生
  • 隙間風を感じる
  • 雨の日に水がしみ込む

こうした症状を放置すると、断熱性や気密性が下がり、光熱費の増加や建物内部の腐食につながります。


老朽化が暮らしに与える影響

1. 断熱性の低下と光熱費の増加

古いサッシや窓枠は隙間ができやすく、冬は冷気、夏は熱気が室内に入り込みます。結果的に暖房や冷房の効きが悪くなり、電気代がかさんでしまいます。

2. 結露やカビの発生

隙間風による温度差やガラスの断熱性能不足は、結露の原因になります。結露を放置するとカビが発生し、健康被害や建材の劣化を引き起こします。

3. 防犯性の低下

古い窓やサッシは鍵部分の耐久性も低下し、侵入者に狙われやすくなります。

4. 建物全体の寿命を縮める

雨水の侵入によって壁内部が腐食すると、家の構造そのものにダメージを与え、リフォーム費用も大幅に膨らむリスクがあります。


改善策とリフォームの選択肢

1. サッシ交換

最新のサッシは高断熱・高気密仕様となっており、冬の暖かさや夏の涼しさを確保できます。特に樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシは省エネ性能に優れています。

2. 内窓(インナーサッシ)の設置

既存の窓にもう一枚内窓を追加する方法です。断熱性・防音性が大幅に向上し、結露防止にも効果的です。

3. 窓枠の修繕・交換

窓枠のひび割れや腐食が見られる場合は早めの修繕が必要です。劣化が進んでいる場合は枠ごと交換するのが安心です。

4. ガラス交換

ペアガラスやLow-E複層ガラスに交換することで、断熱性能を高められます。防犯ガラスにすれば安全性も向上します。


サッシ・窓リフォームのメリット

  • 光熱費の削減(冷暖房効率アップ)
  • 結露やカビの発生を防止
  • 防音効果による快適な室内環境
  • 防犯性の向上
  • 建物寿命を延ばす

これらのメリットは日常生活の快適さを高めるだけでなく、将来の大規模修繕コストを削減する効果もあります。


まとめ

サッシや窓枠の老朽化は、「住まいの不快さ」と「建物の劣化」を同時に進めてしまう要因です。小さな不具合を見逃さず、早めに点検やリフォームを行うことで、快適な暮らしと家の長寿命化が実現できます。

特に築15〜20年を超える家では、サッシ・窓枠の劣化が目立ち始める時期です。結露や隙間風を感じる方は、ぜひ専門業者に相談してみましょう。


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次回は 「浴室のカビ・ぬめりを解消する換気リフォーム」 をテーマに記事を作成します。