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バリアフリー住宅──“今も将来も”安心できるやさしい住まい

家は「今の自分」だけでなく「未来の自分」にも合わせてつくる

新築を建てるとき、「今の生活」に合わせて考えるのは自然なことです。
でも少しだけ、「10年後、20年後、年を重ねた自分たち」にも目を向けてみませんか?

実は、将来の安心をつくる“ちょっとした工夫”が、バリアフリー住宅という考え方です。

バリアフリーというと、「介護が必要な人向けの家?」という印象があるかもしれませんが、
実は、どんな世代の方にも暮らしやすい“やさしい家”の基本でもあるのです。

バリアフリー住宅ってどんな家?

バリアフリー住宅とは、段差や障害(バリア)をできるだけなくした、安全で快適な住まいのこと。

・つまずきやすい段差をなくす
・手すりをつけて移動をサポート
・車いすでも通りやすい広めの廊下
・お風呂やトイレの出入りがラクになる工夫

など、日常の中の「ちょっとした不便」を、あらかじめ減らしておくことが目的です。

今のうちからバリアフリーを考えるべき3つの理由

① 年齢を重ねても“住み慣れた家”で暮らせる

将来、「足腰が弱くなってきた…」「介護が必要になった…」となったとき、
家の中に段差が多いと、それだけで暮らしにくさを感じてしまいます。

バリアフリーの家なら、リフォームせずに、そのまま住み続けられる安心感があります。

② 子育て世代にも実はうれしい!

バリアフリー=高齢者向けというイメージがありますが、実は子育て中のご家庭にも便利です。

・ベビーカーの出入りがスムーズ
・赤ちゃんを抱っこしながらでも安心して移動できる
・浴室やトイレの段差がないと安全性が高まる

つまり、**家族みんなにとって“やさしいつくり”**なのです。

③ 将来の介護にも備えられる

いざ親の介護が必要になったとき、
・車いすが通れない
・トイレが狭くて介助ができない
・お風呂に段差があって危ない

こうした“暮らしにくさ”があると、慌ててリフォームが必要になったり、負担が増えたりします。

あらかじめ少しだけ広さを確保したり、補強下地を入れておくだけでも、将来の備えになります。

バリアフリーにするための具体的な工夫

・玄関・室内の段差をなくす「フラットフロア」
・トイレ・洗面所・お風呂に「手すり」を設置
・階段の傾斜をゆるやかに、手すりを両側に
・扉を「引き戸」にして、出入りをスムーズに
・廊下やドア幅を車いすでも通れる「ゆとり設計」に

これらはすべて、「将来の安心」だけでなく「今の快適さ」にもつながる工夫です。

バリアフリーは“特別な設計”ではない

実は、こうした工夫は「特別な設備」や「高額なオプション」ではありません。
家を建てるときに少し意識するだけで、自然と取り入れることができるものばかりです。

だからこそ、「まだ若いから」「まだ必要ないから」と先延ばしにせず、
今から備えることで、将来の暮らしに余裕が生まれるのです。

まとめ:ずっと心地よく暮らせる家を

バリアフリー住宅とは、「老後のため」ではなく、「家族の未来を想ってつくる家」。

・今も快適
・将来も安心
・誰にとってもやさしい

そんな住まいは、家族の暮らしをもっと豊かにしてくれます。


次回は「シックハウス症候群」について、空気と健康の関係をわかりやすく解説し、「空気がきれいな家」の大切さをお伝えします。


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