
リビングが暗い家を明るくする窓と照明の工夫とは
リビングは家族が集まり、リラックスした時間を過ごす大切な空間です。しかし、「なんだか薄暗い」「昼間でも照明が必要」という悩みを抱えているご家庭も少なくありません。リビングが暗いと、気分まで沈んでしまい、暮らしの快適性に大きな影響を与えます。
そこで今回は、リビングを明るく快適な空間に変えるための 窓と照明の工夫 について解説します。
暗いリビングの原因とは?
- 窓の位置や大きさの問題
採光が十分に取れない間取りでは、自然光がリビングまで届きにくくなります。 - 隣家や建物の影響
住宅密集地では隣家の影により光が遮られることも多いです。 - 内装やインテリアの影響
濃い色の床材や家具は光を吸収し、暗さを感じやすくなります。
窓を活かした明るさ改善の工夫
1. 採光窓の増設や拡張
リビングに大きな窓や高窓(ハイサイドライト)を設けると、自然光が室内にたっぷり差し込みます。南向きの窓は特に効果的です。
2. 窓の位置を工夫する
光は上から入ると拡散されやすいため、高い位置の窓を取り入れることで部屋全体を均等に明るくできます。
3. 窓ガラスの種類を選ぶ
Low-E複層ガラスやすりガラスを採用すれば、採光を確保しながら断熱性やプライバシーも守れます。
照明を工夫してリビングを明るくする
1. シーリングライトだけに頼らない
部屋の中央にある照明だけでは光が行き届かない部分が生まれます。複数の照明を組み合わせた「多灯照明」が効果的です。
2. ダウンライトと間接照明の活用
壁や天井を照らす間接照明は、部屋を広く明るく見せる効果があります。
3. フロアライトやスタンドライトの設置
リビングの一角にフロアライトを置くだけでも、空間にメリハリと明るさをプラスできます。
4. 照明器具の色味を見直す
電球色(オレンジ系)は温かみがある一方で暗く見えることも。昼白色や昼光色を取り入れると明るさを感じやすくなります。
内装と家具でできる工夫
- 明るい色の壁紙や床材を選ぶ
白やベージュは光を反射しやすく、部屋全体を明るく見せます。 - 背の低い家具を配置する
視界が広がり、窓からの光を遮らず明るい空間をつくれます。 - 鏡を効果的に配置する
光を反射させ、明るさと奥行きを演出できます。
まとめ
リビングの暗さは、窓の工夫と照明の組み合わせで大きく改善できます。自然光を取り入れつつ、人工照明を上手に活用することで、明るく開放的な空間が生まれます。家族が集まりやすく、心地よく過ごせるリビングをつくることは、住まいの満足度を大きく高めるポイントです。
次回予告
次回は 「廊下や階段の危険を減らすバリアフリー改修」 をテーマに、安全で安心して暮らせる住まいを実現するためのリフォーム工夫をご紹介します。
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