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上棟式とは?──家づくりの節目に込められた“感謝と願い”のセレモニー

上棟式ってなにをするの?

上棟式(じょうとうしき)とは、家の骨組みが完成したタイミングで行う、工事の安全や完成を祈願する伝統的な儀式です。
棟上げ(むねあげ)とも呼ばれ、「柱や梁など、建物の基本構造がすべて組み上がった状態」を祝う行事でもあります。

もともとは大工さんや職人さんへの労い、これからの工事が無事に進むよう願う意味合いがありました。

絶対にやらないといけないの?

いいえ、上棟式は「必須」ではありません。
やるかどうかは施主(建て主)次第。最近では、略式にしたり、やらなかったりする方も増えています。

ただ、「家を建ててくれる職人さんに感謝を伝えたい」「一生に一度の思い出として節目を大切にしたい」という方には、とても意義のある行事です。

どんなことをするの?

地域や会社によって内容は多少異なりますが、一般的な上棟式は次のような流れです。

・棟梁(大工のリーダー)によるご挨拶
・お神酒や塩で四隅を清める儀式
・施主のご挨拶と感謝の言葉
・職人さんたちへのご祝儀やお弁当の振る舞い(任意)

堅苦しいものではなく、感謝の気持ちをカタチにする時間としてとらえておくと良いでしょう。

上棟式をやって良かった、という声

上棟式を行った方からはこんな声が多く聞かれます。

「顔の見えなかった職人さんたちと直接話せて安心した」
「子どもが“このお家、自分のだ!”と実感してくれた」
「家づくりがいよいよ本格的に始まるんだ、と気持ちが引き締まった」

上棟式は、建物だけでなく、心の準備が整うきっかけにもなるのです。

予算や準備はどれくらい?

正式な儀式にする場合は、1万円〜3万円程度のご祝儀や、簡単なお食事、お土産などを用意するケースが多いです。
ただし「お茶だけで済ませる」「お菓子を配るだけ」など、カジュアルなスタイルでも問題ありません。

工務店と相談しながら、あなたのご家庭に合った形を選びましょう。


次回は「地鎮祭は必要なの?」をテーマに、迷いやすいもうひとつの儀式について分かりやすく解説します。
やる・やらないの判断に迷っている方におすすめの内容です。


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