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住宅ローンの金利比較──固定?変動?ミックス?どれを選べばいいの?

金利の種類って、何がどう違うの?

住宅ローンを検討するとき、避けて通れないのが「金利の選び方」。
でも、「固定金利」「変動金利」「ミックス型」と言われても、「結局どれがいいの?」と迷ってしまう方は多いはずです。

ここでは、できるだけわかりやすく、それぞれの金利の特徴と向いている人のタイプをご紹介します。

① 固定金利──ずっと金利が変わらない“安心タイプ”

特徴: 借りたときの金利が、返済が終わるまでずっと変わりません。
返済額が一定なので、将来の見通しが立てやすく、家計管理もしやすいのが魅力です。

メリット:
・返済額がずっと同じで、安心できる
・金利が上がっても影響を受けない
・老後までローンが続く方に向いている

デメリット:
・変動金利よりも初期の金利がやや高い
・短期間で繰り上げ返済をする場合は、利息分の節約効果が小さい

こんな方におすすめ:
「将来の収入に大きな変化がない見込み」「計画的に家計を管理したい」ご夫婦向き

② 変動金利──今の金利が低い“コスト優先タイプ”

特徴: 金利が半年ごとに見直され、市場金利に連動して上下します。
現在は変動金利が非常に低いため、最初の返済額を抑えられるのが最大の魅力です。

メリット:
・スタート時の金利が非常に低い(0.3〜0.7%台も)
・月々の支払いが少なく、予算を広げやすい
・繰り上げ返済を早めに考えている人に向く

デメリット:
・将来、金利が上がると返済額が増える可能性がある
・返済計画が立てにくく、不安が残る
・金利が2倍になっても、返済額は5年間で1.25倍までしか上がらないという「5年ルール」があるが、安心とは言い切れない

こんな方におすすめ:
「とにかく最初の負担を抑えたい」「5〜10年以内に大きく繰り上げ返済できる」ご家庭

③ ミックス型(固定+変動)──バランス派にうれしい“いいとこ取り”

特徴: ローンの一部を固定、残りを変動にするという“ハイブリッド”型。
たとえば「半分は固定金利・半分は変動金利」といった設定が可能です。

メリット:
・金利上昇のリスクをある程度抑えつつ、変動の低金利も享受できる
・安心とコスト、両方をバランスよく取り入れられる

デメリット:
・返済額の計算が少し複雑になる
・固定部分と変動部分で対応が分かれるため、金利の動きに合わせた判断が難しい場合もある

こんな方におすすめ:
「金利が上がるのは少し心配だけど、初期負担も抑えたい」ご夫婦にぴったり

金利の選び方は「家庭の価値観」で決めていい

正解はひとつではありません。
住宅ローンは“金利の低さ”だけで選ぶものではなく、「家計への安心感」「将来の見通し」「ご夫婦の考え方」に合わせて選ぶことが何より大切です。

大切なのは、「自分たちにとって安心できる返済プラン」をつくること。
住宅会社や金融機関と相談しながら、納得のいく金利タイプを選びましょう。


次回はいよいよシリーズ最終回。「フラット35のメリット」をテーマに、国のサポート制度を上手に活かした住宅ローンの選び方をご紹介します。


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