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冬の寒さが本格化、暖房しても寒い家と暖かい家の決定的な違いとは?

こんばんは、かおり木工房のそうのです。

今週に入り、全国的に冬型の気圧配置が強まり、
一気に冷え込みが厳しくなりました。
静岡でも朝晩の空気がグッと冷え込み、
「冬が本気を出してきたな」と感じる方も多いはずです。

こうした寒い朝が続くと、
必ずと言っていいほど、お客様から届く相談が増えてきます。

それが──

「暖房をつけているのに、家の中が寒い」

という声。

実はこれ、家づくりの悩みトップ10に毎年入る“典型的な失敗”なんです。

今日は、冬本番のこの時期に合わせて、

“暖房しても寒い家”と
“ほとんど暖房を使わなくても暖かい家”の違いはどこにあるのか?

静岡市で高断熱・高気密(C値0.3以下)・松尾式全館空調の家を建てている
工務店としての視点で、分かりやすくお話ししたいと思います。


暖房をしても寒い家──その正体は「断熱不足」ではなく「気密不足」

多くの人はこう思います。

「断熱材がたくさん入っていれば暖かくなるんでしょ?」

ところが実際は違います。

暖房しても寒い家の8割以上は、
“断熱材の性能”ではなく、“気密の不足(隙間の多さ)” が原因です。

具体的には:

・窓まわり
・配管まわり
・コンセント裏
・天井と壁の取り合い
・外壁の継ぎ目

など、家中にある小さな隙間から
温めた空気が漏れ、冷たい空気が入り込んでしまうのです。

どれだけ高性能な断熱材を入れても、
気密が悪い家は“ダウンジャケットのチャックが空いた状態”と同じ。

温めても温めても、寒さが戻ってくる。

これでは、いくら暖房をかけても部屋は暖まりません。


気密(C値)を高めると、冬の暖かさは“別次元”になる

—C値0.3以下の家が静岡で圧倒的に暖かい理由—

かおり木工房が
C値0.3以下の超高気密施工にこだわるのは、
暖かさの感じ方そのものが劇的に変わるからです。

C値1.0の家と、C値0.3の家では、
冬の体感温度が2〜4℃変わることは珍しくありません。

■ C値1.0以上の家(一般的な住宅)

・暖房をつけても天井付近だけ暖かい
・床が冷たい
・リビングの隣の部屋が寒い
・廊下が冷蔵庫のように冷える
・朝起きた時の寒さがつらい

■ C値0.3以下の家(かおり木工房)

・家全体がムラなく暖かい
・床が冷えない
・廊下や脱衣室の温度差が小さい
・朝の温度が下がりにくい
・暖房費が安い

静岡の冬は北海道ほど厳しくないものの、
朝の冷え込みは確実に身体に堪えます。

高気密の家は、この「朝の辛さ」を根本から解消します。


暖房費が安くなる家は、実は“暖房を使わない家”

—松尾式Ver3の全館空調が静岡で最も合理的である理由—

気密性が高くなると、

・暖めた空気が逃げない
・外の冷たい空気が入らない

これが最大のメリットです。

だから、
たくさん暖房を使う必要がなくなる。

かおり木工房の施主様で多いのは、

「冬はエアコン1台だけで家全体が暖かい」
「床下の暖気だけで十分すぎる」

という声。

これは、
松尾式Ver3(床下エアコン+小屋裏冷房)× C値0.3以下
という組み合わせが非常に効率的に働くからです。

静岡のように“冬も夏も中間的な気候”では、
・過剰な暖房設備
・複雑な配管や暖房器具
は必要ありません。

必要最小限の設備で、
最大限の暖かさを得られる家が一番合理的なのです。


寒さより怖い“温度差”

—廊下・脱衣室・トイレの温度が低い家は危険—

冬の相談で最も多いのが、

「脱衣室が寒くてつらい」
「廊下だけ気温が一桁」

という声。

これは実は、
断熱の問題ではなく
“気密と空気の流れが整っていない”ことが主原因です。

温度差が大きい家は、

・ヒートショックのリスク
・結露によるカビ
・家族の体調悪化

につながります。

一方、
C値0.3以下+松尾式全館空調の家は、
廊下・脱衣室・トイレの温度差が非常に小さい。

つまり、
寒さを減らすだけでなく、健康を守る家になる。

これは、注文住宅で最も価値のある性能のひとつです。


高断熱なのに寒い家があるのはなぜか?

—“断熱材の厚み”より“施工精度”—

高断熱の家でも寒い家は、本当に多いです。

その理由はシンプル。

断熱材が正しく入っていないから。

・隙間が空いている
・押し込みすぎて厚みが減っている
・コンセント裏で切れている
・柱の間に段差がある
・天井の気流止めが不十分
・外壁の取り合いが甘い

こうした施工不良は、
どれだけ高性能の断熱材(高性能グラスウール20Kなど)を使っても
性能の半分も出ません。

かおり木工房では、

・断熱材は“厚みと密度を正確に入れる”
・現場チェックは細かい写真管理
・すべての隙間を現場で確認
・C値測定で性能を証明

こうした“施工技術”で断熱性能を確実に担保しています。


今日の寒さは“未来の後悔”を教えてくれる

—家づくりの優先順位で最も大切なのは?—

冬の寒さが厳しくなると、
家づくりで本当に大事なことが見えてきます。

土地でも、デザインでも、設備でもありません。

家族が毎日感じる
“温かさと快適さ”
これが、暮らしの満足度の9割を決めます。

静岡で後悔しない家づくりには、

① C値0.3以下
② 断熱等級6以上
③ 施工精度の高い断熱材
④ 松尾式Ver3の全館空調

この4つを揃えることが必要です。

暖かい家は、電気代が安く、健康に良く、
冬でもストレスがなく暮らせます。

今日の寒さは、後悔しないためのサイン。

家づくりを考えている方には、
ぜひこのタイミングで“暖かい家とは何か”を知ってほしいと思います。


◆ 今日のまとめ

  • 今週から冬の寒さが厳しくなった
  • 暖房しても寒いのは“断熱不足”ではなく“気密不足”
  • C値0.3以下で体感温度は2〜4℃上がる
  • 松尾式全館空調は静岡の冬と相性抜群
  • 脱衣室・廊下の温度差は健康リスク
  • 断熱材は“厚さ”より“施工精度”が重要
  • 暖かい家は電気代が安く、ストレスが少ない

賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市

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