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冷暖房費を10年で回収する断熱リノベ計画とは

「断熱リノベーションって、元が取れるの?」

そんな疑問に、しっかりと“回収シミュレーション”でお応えします。
この記事では、10年で冷暖房費を回収できる現実的な断熱改修の計画例と、
その考え方、設計の工夫、補助金の活用法を具体的に解説します。


■ 冷暖房費“回収”の基本的な考え方

【前提】
・一般家庭の年間冷暖房費:約10万〜15万円
・断熱性能の向上で30〜50%削減可能
→ 年間3万〜7万円の光熱費削減に直結

【目標】
・断熱投資:30万〜70万円程度
・10年以内で全額回収できる設計が理想


■ リノベ計画のパターン例(回収シミュレーション付き)

【例1】窓断熱+天井断熱(費用:55万円)
・断熱内容:
 └ 窓→Low-E複層ガラス(全居室)
 └ 天井→グラスウール200mm吹き込み
・年間削減光熱費:約55,000円
→ 約10年で回収

【例2】外壁付加断熱+玄関ドア交換(費用:75万円)
・断熱内容:
 └ 外壁→付加断熱ボード(50mm)
 └ 玄関→断熱ドアへ更新
・年間削減光熱費:約72,000円
→ 約10年強で回収

【例3】床断熱+窓改修+補助金活用(費用:80万円→実質35万円)
・補助金:先進的窓リノベ事業+省エネ支援
・年間削減光熱費:約60,000円
→ 実質5〜6年で回収


■ 回収計画を成功させるためのポイント

【1】改修箇所の“優先順位”を見極める
・窓>天井>玄関>床>外壁の順でコスパ良
・施工難度が低く、効果が高い箇所から

【2】生活スタイルに合わせた設計
・在宅時間が長い世帯=昼の遮熱重視
・夜型生活=蓄熱と気密を重視

【3】補助金制度を組み合わせる
・こどもエコすまい/先進的窓リノベ/地域型住宅グリーン化事業など
→ タイミングによって最大200万円以上の支援も


■ 冷暖房費削減に効果的な設備との併用

【1】高効率エアコン(APF6.0以上)
→ 設計温度差が小さくなれば、運転効率が倍増

【2】全熱交換型換気扇
→ 冷暖房された空気を逃がさず換気可能

【3】パッシブ設計(庇・日射取得)
→ 夏冬それぞれに合った設計で冷暖房負荷を軽減


■ 静岡エリアでの断熱回収実例(かおり木工房施工)

【物件】築25年 木造住宅 夫婦+子1人
【断熱内容】
・窓交換(全窓)+Low-Eガラス
・屋根裏断熱+玄関断熱ドア
・施工費:98万円 → 補助金後:48万円

【効果】
・年間光熱費:27万円 → 17.5万円(▲9.5万円)
約5年で投資回収

→ 補助金のタイミングと計画設計の工夫で、
 短期回収が実現できました。


■ かおり木工房の断熱リノベ提案

・部位ごとの回収年数試算付きプラン
・補助金を最大限活かすスケジュール設計
・性能とコストのバランスを追求

「性能はほしいけど、費用は抑えたい」
そんな方こそ、10年でしっかり回収できる断熱設計をご提案します。


▶︎ 資料請求はこちらをクリック


〒420-0911
静岡県静岡市葵区瀬名川1丁目27−53

営業時間:10:00〜17:00                      

TEL:054-261-2807                        

社長直通:090-6587−4713 
(「HPを見た」とお伝えください)

施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市


次回予告:
「断熱等級が高い家 vs 標準住宅の光熱費比較」