
吹き抜けリビングのある家──開放感と快適性を両立するポイントとは
家づくりを検討している方の中には、「明るく広々としたリビングにしたい」という希望を持つ方も多いでしょう。その代表的なプランが 吹き抜けリビング。天井が高く、開放的な空間を演出できるため、雑誌やモデルハウスでも人気の間取りです。
しかし、見た目の良さだけでなく、快適に暮らすためには設計上の工夫が欠かせません。この記事では、吹き抜けリビングの魅力と注意点、静岡で建てる際のポイントをご紹介します。
吹き抜けリビングの魅力
1. 開放感と広さの演出
天井が高くなることで、実際の床面積以上に広々とした印象を与えます。限られた敷地でも「大空間」を実現できるのが大きなメリットです。
2. 自然光を取り込む明るさ
吹き抜けに高窓や大きな窓を設けることで、1階まで自然光が届き、昼間は照明が不要なほど明るい空間になります。
3. 家族のつながりを感じられる
2階と1階がつながる構造のため、リビングにいる家族の気配がどこからでも伝わりやすく、家族のコミュニケーションが増える効果も期待できます。
吹き抜けリビングの注意点
1. 冷暖房効率の低下
空間が広いため、夏は冷房が効きにくく、冬は暖房が上に逃げてしまうことも。特に静岡の夏は蒸し暑いため、断熱性能・気密性能を確保することが必須です。
2. 音が響きやすい
開放感の一方で、音が上下階に響きやすいため、プライバシーの確保が課題になります。
3. 掃除やメンテナンスの大変さ
高窓の掃除や照明の交換など、通常より手間がかかる点も理解しておきましょう。
静岡で吹き抜けリビングを建てる際の工夫
- 高断熱・高気密仕様を導入
C値・UA値をしっかり確保することで、冷暖房効率を高め、快適な室内環境を維持します。 - 全館空調やシーリングファンを活用
空気を循環させることで温度差を減らし、光熱費の負担を抑えられます。 - 窓の位置と大きさを工夫
夏の強い日差しを避け、冬の日差しを取り込む「パッシブ設計」で、自然の力を有効活用。 - 家族の生活スタイルに合わせる
吹き抜け部分をどの程度設けるかは、家族構成や生活動線を踏まえて計画することが大切です。
まとめ
吹き抜けリビングは、デザイン性だけでなく家族のつながりや居心地を高める大きな魅力があります。
一方で、快適に暮らすためには性能面での工夫が不可欠。静岡という気候条件を踏まえ、高断熱・高気密・全館空調といった仕様を組み合わせることで、理想的な吹き抜けリビングを実現できます。
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賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
🔜 次回は 「中庭のある家──プライベートと開放感を両立する設計」 について解説します。