
土地探しの第一歩、初心者が絶対にやるべきこと
こんばんは、かおり木工房のそうのです。
住宅相談で必ず出てくるのが 「土地がなかなか見つからない」 というお悩みです。
静岡市内でも「希望エリアはあるのに土地が少ない」「条件に合う物件が出てこない」という声は本当に多いです。
今日は、これから土地探しを始める方に向けて、最初に必ずやるべきことを整理してみます。
1. 土地探しは「家づくりの一部」であることを理解する
土地と建物を別々に考えてしまう方が多いですが、これは失敗のもとです。
例えば…
- 南道路の土地を買ったら、日射が入りすぎて夏が暑い家になった
- 坪単価の安い土地を選んだら、地盤改良費で数百万円かかった
- 「広い土地だから安心」と思ったら、法規制で建てられる家が小さかった
土地探しは「価格」「広さ」だけで判断せず、建てたい家とセットで考えることが第一歩です。
2. 予算の全体像を先に固める
土地探しで一番多いのが、土地にお金をかけすぎて建物が制約される失敗です。
よくあるケース
- 土地に2500万円 → 残り1500万円で建物 → 性能を妥協せざるを得ない
- 広い土地を購入したけど、外構・造成費で予算オーバー
対策
- まず「総予算」を決めてから、土地と建物の配分を考える
- 静岡市周辺であれば、目安は 土地:建物=4:6 〜 5:5 がバランス良い
かおり木工房では、資金計画シートを最初に作成し、「土地にいくらかけられるか」を明確にしてから探すようにしています。
3. エリア条件を絞り込む
「静岡市内ならどこでもいい」では、土地探しが進みません。
優先順位の付け方
- 学区(小学校・中学校)
- 通勤アクセス(駅・主要道路)
- 買い物・病院・生活利便性
- 実家や親族との距離
- 将来の資産価値(発展性・人気度)
「絶対に譲れない条件は何か」を家族で話し合い、3つ以内に絞ることが大切です。
4. 法規制とハザードを確認する
土地のチラシには「坪数」「価格」ばかり目立ちますが、見落とされがちなのが法規制やリスクです。
要チェック項目
- 建ぺい率・容積率:建てられる家の大きさに直結
- 用途地域:住宅以外も建てられるエリアかどうか
- 道路付け:接道条件で建築の可否が決まる
- ハザードマップ:洪水・津波・土砂災害エリアかどうか
静岡市は「安倍川の氾濫」「南海トラフ地震の津波」などリスクが現実的に存在します。価格が安い土地には必ず理由があると考えましょう。
5. 地盤調査と造成費を忘れない
土地代が安くても、地盤が弱ければ改良費が数百万円かかります。
また、傾斜地や高低差のある土地では造成費も大きな負担になります。
例:静岡市の実例
- 造成済み宅地 → 改良費ゼロで建築可
- 古い農地 → 改良費300万円+擁壁工事が必要
不動産屋さんの価格だけを信じず、必ず工務店に見てもらうことが重要です。
6. 「土地がない=家が建てられない」ではない
土地探しに時間をかけすぎて、2年経っても進まないご家族もいらっしゃいます。
ですが実際には、土地と建物を同時並行で探す方が早く決まるケースが多いのです。
- 工務店に「建物と土地セットの予算」を提示する
- 条件に合う土地情報を工務店経由で紹介してもらう
- 土地が出てきた瞬間に「建物が建てられるか」もすぐ判断できる
土地だけ探すと迷子になります。家を建てる工務店と一緒に探すのが正解です。
まとめ──土地探しの第一歩は「条件整理」と「専門家の伴走」
土地探し初心者が必ずやるべきことは、
- 建物とセットで考える
- 総予算を固める
- 譲れない条件を3つ以内に絞る
- 法規制・ハザードを確認する
- 地盤・造成費を考慮する
- 工務店と一緒に探す
これらを意識すれば、「探しても見つからない…」という迷路から抜け出せます。
かおり木工房では、土地探しから資金計画、家づくりまでワンストップでサポートしています。静岡で「自分らしい家」を建てたい方、ぜひ一度ご相談ください。
それでは、また。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
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