
基礎工事の確認──家の寿命を左右する最初のチェックポイントとは
なぜ基礎工事の確認が重要なのか?
家づくりにおいて、基礎は建物全体を支える土台です。
基礎工事の品質が悪いと、家が傾いたり、ひび割れや雨水侵入の原因になることも。
見えなくなってしまう部分だからこそ、施主自身が確認する姿勢が大切です。
基礎工事の流れと確認ポイント
① 地盤改良・砕石敷き
- 適切に転圧されているか
- 砕石の厚みや均一性
② 防湿シート
- シートが破れていないか
- 継ぎ目がしっかり重ねられ、テープで密閉されているか
③ 配筋工事(鉄筋組み)
- 鉄筋の太さや間隔が設計図通りか
- 結束線でしっかり固定されているか
- スペーサーで鉄筋が正しい高さに保持されているか
④ コンクリート打設
- 打設前に雨水やゴミが残っていないか
- バイブレーターで十分に締め固められているか
- 打設後の養生(乾燥防止・気温管理)がされているか
⑤ 立ち上がり部分
- 型枠のズレや漏れがないか
- アンカーボルトの位置や本数が図面通りか
施主が確認すべき視点
- 工務店や現場監督に質問する勇気を持つ
例:「この鉄筋の間隔は図面通りですか?」 - 写真で記録を残す
見えなくなる部分は必ず写真を撮って保存しておくと安心 - 第三者検査を利用する
住宅性能保証や瑕疵保険の検査員が入る場合は、そのチェック内容を把握
よくある不具合と防止策
- 鉄筋のかぶり厚不足 → コンクリートで鉄筋が守られず、錆びやすい
- アンカーボルトのズレ → 土台の固定が弱くなる
- 養生不足 → コンクリート強度が十分に出ない
防止のためには、工務店の施工精度+施主の関心+第三者検査が三位一体で機能することが重要です。
まとめ:基礎確認は「一生の安心のための投資」
✅ 地盤・配筋・コンクリートの3つを重点的にチェック
✅ 写真記録や第三者検査を活用
✅ 工務店と一緒に現場を見て質問することが大切
静岡での家づくりでも、地震や湿気に強い住まいを実現するためには、基礎工事の確認を怠らないことが安心につながります。
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👉 次回は【上棟式 準備】について、棟上げの意味と施主が準備すべきことを解説します。