
外から帰ってきた時、家に入った瞬間の冷気に驚く理由とは?
玄関で感じる「底冷え」は、住まいの断熱性能のバロメーター
「家に入った瞬間、外より寒く感じる」そんな経験ありませんか?
冬の夕方、仕事や買い物から帰宅して玄関のドアを開けた瞬間、
ヒヤッとした空気が顔に触れ、思わず肩をすくめたことはありませんか?
この「帰宅した瞬間の冷気」は、
実は家全体の断熱性と気密性の問題に関係しているのです。
なぜ玄関を開けた瞬間に“冷気”を感じるのか?
● 家の中が外気と同じ温度になっている
断熱・気密が不十分な家では、室温が外気とほぼ同じになるほど冷え込んでしまいます。
特に外気温が下がる夕方〜夜にかけて、
住まいの内部全体が「冷蔵庫」のような状態になってしまうのです。
● 玄関ドアや窓からの隙間風が直接室内に流れ込む
古いドア・サッシは、気密性が低いため、
ドアの下・枠のすきまから冷気が室内に侵入します。
これにより、室内にいながら「外の風」を感じてしまうのです。
● 日中に無人だったことで室温が維持されていない
人がいない時間帯は暖房を切っていることが多く、
断熱が弱い家では、わずか数時間で家全体が冷え切ることになります。
玄関〜家中が冷えることの“暮らしへの悪影響”
- 帰宅後すぐに暖房をつけても、体が温まるまで時間がかかる
- キッチンや脱衣所まで冷えていて、家事がつらい
- 高齢の家族が急激な寒暖差で体調を崩しやすくなる
- ペットが冷えた床で体調不良になることも
つまり、「帰宅時の寒さ」はその日一日の快適性を左右する要因なのです。
「ただいま」がホッとする家に変える断熱対策
◎ 玄関ドアを高断熱・高気密タイプに交換
最近では、断熱性・気密性に優れた玄関ドアが多数登場しています。
複層構造+断熱材入りのドアで、冷気の侵入を大幅にカットできます。
◎ 土間・玄関ホールの床断熱を強化
玄関土間やホールはコンクリート構造のため冷気が伝わりやすい場所。
床下に断熱材を入れることで、足元からの冷気を抑えられます。
◎ 室温を保つ「家全体の断熱リフォーム」
玄関だけでなく、床・壁・天井・窓の断熱を強化することで、
日中の寒さも蓄積されず、帰宅後も冷えた空間にならない住まいが実現します。
【施工事例】藤枝市・N様邸「帰宅後の冷気がゼロに!」
N様邸では「仕事から帰ってきた時、家に入ると冷蔵庫のようだった」とのこと。
特に玄関ホールの冷えが強く、朝もつらいというご相談でした。
施工内容:
- 玄関ドアの断熱仕様への交換(YKK AP)
- 玄関床・ホールの断熱材追加施工
- リビング〜廊下の窓に内窓を設置し温度差を軽減
結果:
- 「帰宅時のヒヤッと感が完全になくなった」
- 「玄関〜キッチンが同じ室温で、快適動線になった」
- 「朝も寒さを感じず、身支度がスムーズ」と好評!
玄関こそ“暮らしの入口”。「ただいま」の瞬間をもっと快適に
家に帰ってきて、玄関を開けた瞬間にふわっとした暖かさが迎えてくれる。
そんな住まいは、心までほっと落ち着きます。
かおり木工房では、帰宅時の快適性も考慮した断熱リノベーションをご提案。
住まい全体の“温度設計”を見直すことで、
毎日の「ただいま」がもっと心地よくなります。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「屋根裏・天井が暑くて2階の子供部屋が直射日光で熱い理由とは?」
家の断熱が「上下方向」に与える影響とその対策をご紹介します。