BLOG

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 4.業者と話し始める
  4. 外壁塗装を依頼する際のチェックポイント

外壁塗装を依頼する際のチェックポイント

外壁塗装は見た目の改善だけでなく、建物を長持ちさせるうえで非常に重要な役割を担います。見積もりを取る段階から施工中、完了後まで、依頼者として押さえておきたいチェックポイントを解説します。


1.現地調査・診断の質を確認する

最初の段階で、専門家が目視や触診、写真撮影などで外壁の劣化状況を正確に把握しているかが重要です。ひび割れ、チョーキング、コーキングの劣化、変色など、劣化サインを見逃さずに現地で判断できるかどうかを見極めましょう。 

また、外壁材の種類(サイディング、モルタル、タイル等)によって必要な処理が変わるため、素材を見分ける技術があるかもチェックすべきポイントです。 


2.見積書の内容を詳細に確認する

見積書は単に金額だけを見るのではなく、以下のような細かな項目まで記載されているかを確認しましょう:

  • 足場設置・養生費
  • 高圧洗浄・清掃作業
  • 下地補修(クラック処理、ケレンなど)
  • 塗料の種類・グレード(下塗り・中塗り・上塗り)
  • 塗装回数(通常は三回塗り)
  • 諸経費(廃材処分、交通費など)
  • 保証・アフターフォロー体制

見積書が「外壁一式」「諸経費込み」など曖昧すぎる表記になっている場合は、必ず明細を求めて説明を受けましょう。 


3.施工中の工程管理を確認する

契約後も、依頼者自身が進捗を把握できるよう、各工程でチェックポイントを設けておくことが理想です。具体的には:

  • 足場設置やメッシュ養生の適正さ
  • 高圧洗浄で表面の汚れや旧塗膜がきちんと除去されているか
  • 下地補修箇所の処理(ひび割れ・浮き補修など)がきちんと行われているか
  • 下塗り・中塗り・上塗りの順序と仕様が守られているか
  • 塗り残し・ムラがないかを随時確認
  • 使用材料が見積もり通りかどうかを写真や現場で確認

工事中は業者と定期的に打ち合わせを行い、現場監督や作業者に疑問点をその場で確認することが、満足のいく仕上がりにつながります。 


4.工事完了後の検査と確認ポイント

完成後には、契約通りに仕上がっているかを確認することが大切です。チェックすべき項目は次のようなものです:

  • 色合いやツヤがイメージどおりか
  • 塗装が契約仕様(塗料種類、塗布回数)と一致しているか
  • 塗り残し・細かいムラがないか
  • 縁・出窓・破風・軒天など付帯部分もきれいに塗られているか
  • 保証内容と期間が明記されているか

これらを新品同様の状態と比較しながら確認できるよう、工事前に外観と写真で記録を残しておくと安心です。 


まとめ

外壁塗装リフォームを成功させるには、初期の調査・見積もりから施工中、完成後まで、細部にわたって目を配ることがポイントです。見える部分だけでなく、下地処理や使用材料、工程の順序なども見ておかないと、せっかくの塗装が早期に劣化してしまう可能性もあります。

信頼できる業者との対話を重ね、見積もり段階からしっかり仕様を理解することで、後悔のない外壁リフォームを実現しましょう。


相談・資料請求はこちら

リフォームのご相談・見積りは、静岡市を拠点に活動する かおり木工房 までお気軽にどうぞ。
資料請求・お問い合わせはこちら

かおり木工房(注文住宅専門工務店)
住所:静岡市葵区瀬名川1‑27‑53
電話:054‑261‑2807(10時〜17時)
社長直通:090‑6587‑4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市


次回予告

次回は 「耐震補強と断熱改修を同時に行うリフォームのメリット」 をテーマに、2つの対策を並行して実施することで得られる効果や注意点を解説します。お楽しみに。