
夜中に布団を出たくないほど寒い廊下・トイレの理由とは?
「夜中にトイレに行くのが怖いほど寒い…」そんな悩み、ありませんか?
家族が寝静まった深夜、目を覚ましてトイレに行こうと布団を出た瞬間、ヒヤリと身体を包み込む冷気。足元からじわじわと冷えていき、トイレにたどり着く頃には身震いするほど。特に築年数の経った住宅では、この「深夜の廊下寒さ問題」は冬の風物詩のようになっているご家庭も多いのではないでしょうか。
「せっかく温まった身体が、一瞬で冷える」
「ヒートショックが心配で、電気ストーブをつけっぱなしにしている」
「子どもがトイレを我慢するようになった」
このようなお声を耳にするたび、「家の温度バリアフリー」の重要性を痛感します。なぜこのような温度差が生まれるのでしょうか?その理由と、改善策を詳しく解説します。
廊下・トイレが寒くなる3つの原因
1. 断熱材が入っていない・古い構造
古い家の多くは、廊下やトイレなど“居室以外”の空間には断熱材が使われていない、または劣化しているケースが多いです。特にトイレは外壁に面している場合が多く、外気の影響を受けやすい構造です。
2. ドアの開閉による冷気の流入
夜中にトイレに行くとき、寝室のドアを開けた瞬間から冷気が流れ込んできます。これが「温かい→一気に寒い」という強烈な寒暖差を生み、身体への負担も大きくなります。
3. 廊下に空調がない
一般的な家庭では、廊下やトイレに暖房器具を設置していない場合がほとんどです。冷たい空気が滞留しやすく、夜中や早朝は特に冷え込みが強くなります。
放置すると怖い「ヒートショック」のリスク
深夜に急激な寒さにさらされると、血管が収縮し、血圧や心拍数が急変します。これが「ヒートショック」の主な原因です。高齢者や高血圧の方にとっては非常に危険で、転倒や失神のリスクもあります。
また、身体が冷えることで免疫力も下がり、風邪や体調不良を引き起こす可能性も。毎日の“ちょっとした寒さ”が、将来の健康リスクにつながるのです。
暖かい家づくりのための断熱リノベーション
1. 廊下・トイレの断熱強化
床下や壁面、天井への断熱材の追加は効果的です。かおり木工房では、既存の構造を活かしながら部分的な断熱改修を行うことが可能です。
2. ドアの交換や気密性向上
室内ドアを断熱タイプに交換するだけでも、空気の流れをコントロールしやすくなり、冷気の侵入を防げます。
3. 全館空調や温度のゾーニング設計
家全体を「温度差のない家」として設計する全館空調、もしくは廊下にも熱が届くような空気の流れを考慮した設計は、家の寿命と家族の健康を守ります。
実際に廊下・トイレの寒さが解消された事例
築38年の木造住宅に住むご夫婦は、冬になるとトイレに行くのが億劫で、夜中の水分補給を控えてしまっていました。かおり木工房で廊下とトイレの断熱改修を行ったことで、室温差が5度以上も改善。今では快適に過ごせると喜んでいただいています。
まとめ
「夜中のトイレが寒い」「廊下が冷蔵庫のよう」と感じたら、それは家の断熱が不十分なサイン。放置せずに、断熱リノベーションを検討することが、家族の健康と快適な暮らしへの第一歩になります。
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賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告
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万が一の災害時、命を守る断熱性。見落としがちな“もしも”への備えを次回詳しく解説します。