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家が重く感じるくらい空気が重い、息苦しい感じがする理由とは?

住まいの“空気の質”が暮らしの快適性を左右する

“なんとなく息苦しい”…それ、住まいのせいかもしれません

最近、「なんだか家の中にいると息苦しい」「空気がもわっとして重たい」そんな風に感じたことはありませんか?
このような症状は気のせいではなく、住まいの空気環境が原因となっている可能性があります。

特に築20年以上の住宅では、換気や断熱の設計が不十分なケースが多く、空気の循環が悪くなったり、湿度や化学物質が室内にこもったりして、“重たい空気”を生み出していることがあります。


【本題】空気が重く感じる5つの理由

1. 換気不足による二酸化炭素・湿気の蓄積

現代の住宅は高気密化が進み、自然に空気が流れにくくなっています。
適切な換気がされないと、人の呼吸や生活で発生する二酸化炭素、調理や洗濯で生まれる湿気、家具や建材から出る化学物質(VOC)が溜まり、空気の“よどみ”が生じます。

その結果、酸素濃度が下がり、呼吸が浅くなったり、倦怠感や集中力の低下を引き起こしたりと、身体にも影響を及ぼします。


2. 湿度と温度のアンバランス

室内の湿度が高く、しかも天井と床で温度差がある場合、冷たい空気が床に溜まりやすくなります。
これが「下半身だけ寒い」「床に近い場所が冷える」といった不快感を生み、空気が重たく感じられる原因に。
梅雨や冬場は特に注意が必要です。


3. 換気設備の使い方やメンテナンス不備

せっかく24時間換気システムを設置していても、

  • 電気代が気になるからオフにしている
  • 吸気口が家具で塞がれている
  • フィルターがホコリで詰まっている

このような状態では、換気機能はほぼゼロです。
気づかないうちに“空気が流れない家”になってしまっているかもしれません。


4. 断熱・気密性能の低下

断熱材の劣化や隙間風の侵入は、空気の流れを乱し、室内に温度ムラをつくります。
これにより、空気が滞留し「もわっとする」「空気が動かない」と感じやすくなります。
気密性の高い家ほど、計画的な換気や断熱強化が重要です。


5. カビ・ハウスダストの影響

換気不足や湿気が続くと、カビやダニが発生しやすくなり、ハウスダストが室内に浮遊します。
これが呼吸を妨げたり、空気を“重たく”感じさせたりする要因となり、アレルギーの原因にもなります。


【解決策】空気を軽やかにするための5つの見直しポイント

  1. 吸気口と排気口の位置を見直す(設計の再評価)
  2. 24時間換気のメンテナンスと適切な稼働
  3. 室内サーキュレーターで空気の循環をサポート
  4. 床・天井・壁の断熱性能の再確認とリノベーション
  5. 熱交換型換気システムの導入検討

かおり木工房では、断熱だけでなく、「空気の質」まで考えた設計提案を大切にしています。


【まとめ】“目に見えない快適”をリノベーションで手に入れる

空気がよどみ、息苦しさを感じる住まいは、心身ともにストレスを与え続けます。
一方で、しっかりと換気設計・断熱対策がなされた家では、空気が流れ、軽く、深呼吸したくなるような快適な空間が生まれます。

長年の感覚的な「不快」を、リノベーションで根本から変えてみませんか?


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賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」

住所: 静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話: 054-261-2807(10時〜17時)
社長直通: 090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア: 静岡市・焼津市・藤枝市


次回予告

次回予告/ 次回は「夜中に布団を出たくないほど寒い廊下・トイレの理由とは?」をご紹介します。暮らしの快適性を左右する“深夜の冷え”に注目し、断熱リフォームで解決するヒントをお届けします。

お楽しみに!