
屋根材の劣化を放置すると起こる被害と改修の流れとは
住まいを守るために必要なチェックポイント
屋根は日々、紫外線・雨風・温度変化といった自然環境の影響を直接受ける場所です。
そのため、外壁以上に劣化のスピードが早く、放置すると雨漏りや構造体の損傷につながることも少なくありません。
本記事では、屋根材の劣化サイン・放置した場合の被害・改修の流れ・費用の目安について詳しく解説します。
屋根材の劣化を放置すると起こる被害
- 雨漏りの発生
劣化した屋根材の隙間から雨水が侵入し、天井や壁にシミをつくります。放置すると家の内部まで水が回り込み、柱や梁の腐食に直結します。 - 断熱・遮熱性能の低下
屋根の防水層や断熱材が劣化すると、夏は暑く冬は寒い家になり、光熱費の増加にもつながります。 - カビやシロアリ被害
屋根から浸入した水分が木部を湿らせ、カビやシロアリの繁殖を助長します。 - 資産価値の低下
外観の劣化はもちろん、建物内部への被害が進むと、修繕費用が高額になるだけでなく住宅の価値そのものも下がってしまいます。
屋根材の劣化サイン
- 瓦やスレートの 割れ・欠け・ずれ
- 苔やカビの繁殖
- 雨樋にたまる 屋根材の破片や砂粒
- 室内天井に現れる 雨染み
- 屋根材表面の 色あせや防水効果の低下
こうしたサインが見え始めたら、早めに専門家に点検を依頼することが大切です。
屋根改修の流れ
- 点検・診断
専門業者による目視・ドローン点検で劣化状況を把握。 - 補修または葺き替えの判断
- 部分的な劣化 → 補修・カバー工法
- 全体的な劣化 → 葺き替え工事
- 工事内容の決定と見積もり
劣化度合いに応じて、最適な材料や工法を選択します。 - 施工
足場設置 → 既存屋根材撤去またはカバー → 新しい屋根材設置 → 防水処理。
屋根改修の費用目安
- 部分補修:数万円〜30万円程度
- カバー工法(重ね葺き):70万〜150万円程度
- 葺き替え工事:100万〜200万円以上
費用は屋根の面積・材質・劣化状況により大きく変動します。
屋根リフォームを成功させるポイント
- 定期点検を欠かさない(5〜10年ごと)
- 耐久性の高い屋根材を選ぶ(ガルバリウム鋼板など)
- 断熱・遮熱性能もあわせて強化する
これにより、快適性と省エネ効果も高められます。
まとめ
屋根材の劣化を放置すると、雨漏り・構造体の損傷・断熱性の低下など深刻な被害につながります。
定期的な点検と、適切なタイミングでの改修が、住まいを長持ちさせるための最善策です。
静岡市・焼津市・藤枝市で屋根リフォームをお考えの方は、地域密着の かおり木工房 へお気軽にご相談ください。
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「給湯器が古くなったときの交換と省エネ効果」 をテーマに、交換時期の目安や最新設備のメリットをご紹介します。
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