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建築確認申請とは?──知らなきゃ困る!家を建てる前に必要な“許可”の話


「建築確認申請」って、何のこと?

家を建てるときには、いきなり工事を始めることはできません。
まず、「この家をこの場所に、この内容で建てていいですよ」と、行政から許可をもらう必要があります。
それが「建築確認申請」と呼ばれる手続きです。

簡単に言えば、「このプランで家を建てても大丈夫ですか?」という確認を、専門の審査機関に出してチェックしてもらう制度です。

何のために必要なの?

建築確認申請は、住む人の安全と地域のルールを守るためにあります。
例えば次のような点がチェックされます。

・建築基準法に違反していないか
・敷地に対して建物が大きすぎないか
・構造的に安全か
・火災や地震に対する配慮がされているか
・道路に迷惑がかかっていないか

つまり「自分の家」ではあっても、地域の中で安全に、安心して暮らすための“社会的なチェック”でもあるのです。

誰が申請するの?自分でやるの?

基本的に、この手続きは住宅会社や建築士が代行してくれます。
施主(あなた自身)が書類を準備したり、役所に提出したりすることはほとんどありません。
ただし、申請が下りないと工事をスタートできないので、家づくり全体のスケジュールにも関わる重要な工程です。

確認申請の提出から許可が下りるまでには、通常7日〜3週間程度かかります。
地域や建物の規模によって異なりますので、早めの段取りが肝心です。

建築確認が必要ないケースもある?

まれに「建築確認申請が不要なケースもある」といった情報を見かけることがありますが、基本的には住宅を新築する場合、必ず必要です。
一方で、リフォームや小規模な増改築では、不要なケースもあります。

その判断は専門知識が必要になるため、信頼できる建築士や工務店に相談するのがベストです。

建築確認=“ゴーサイン”

この申請が通ると、ようやく「安心して工事を進めていい」というゴーサインが出ます。
言い換えれば、ここまでは準備段階。
この許可が下りてはじめて、家づくりは“実際の工事”という次のフェーズに進みます。

だからこそ、申請書の内容やスケジュール、必要な書類の確認など、見えにくい部分も丁寧に進めてくれる住宅会社を選ぶことが大切です。


次回は「上棟式とは何か?」についてお届けします。
工事中のセレモニーと聞いて「やった方がいいの?」「何をするの?」と疑問を持たれている方も多いはず。そんな不安をまるごと解消します。


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