快適性を数値で伝える断熱リノベ資料とは?
信頼を生む性能の“見える化”術を徹底解説
断熱リノベーションを検討するご家族にとって、「どれくらい快適になるのか?」という点は最大の関心ごとです。
しかし、住まいの快適性は目に見えづらく、営業トークだけでは納得されにくいのが実情です。
そこで重要になるのが、“快適性を数値で伝える”資料づくりです。
本記事では、
- 断熱性能をどう数値化するか?
- どんな資料が信頼につながるか?
を、リノベーション提案時の視点から詳しくご紹介します。
1. なぜ快適性の“見える化”が重要なのか?
目に見えない安心を“数値”で保証
- 断熱材の厚みや窓の性能などは分かっても、実際の住み心地はイメージしづらい
- 数値で性能を示すことで、「本当に快適になるのか?」という不安を払拭
説得力と信頼性を生む
- 感覚ではなく客観的な根拠(数値)で提案することで、
- 「この会社は信頼できる」
- 「納得して契約できる」
という心理的安心感が得られる
施主との共通認識が持てる
- 住まいの理想像を温度・湿度・光熱費の数値で共有することで、
- 「思っていたのと違う」というズレを防ぐ
2. 断熱性能を示す主な指標とその意味
UA値(外皮平均熱貫流率)
- 家の断熱性能を示す数値で、数値が小さいほど断熱性能が高い
- 新築住宅の省エネ基準でも採用されている指標
- リノベでも目標UA値を設定して提案すると分かりやすい
Q値(熱損失係数)
- 熱がどれだけ逃げているかを示す指標
- 最近はUA値の方が主流だが、断熱材の性能説明に活用できる
C値(相当隙間面積)
- 気密性を示す数値で、小さいほど隙間が少なく断熱効果が発揮されやすい
- リノベでも、施工後の気密測定を実施すれば高評価に
年間光熱費試算
- 建物全体の断熱・気密性を踏まえて、年間の冷暖房コストを試算
- 「いくら安くなるか」という具体的数字は非常に強い訴求力を持つ
室温シミュレーション(冬・夏)
- リフォーム前後の各部屋の温度変化をビジュアル化
- 例えば「冬の脱衣所:8℃ → 17℃」「夏の寝室:31℃ → 26℃」など
- グラフで見せると一目で変化が分かる
3. 実践的な資料づくりのポイント
Before/After比較で分かりやすく
- 現在の住まいのUA値や光熱費と、
- リノベ後の予想値を並べて比較することが重要
見やすく・美しく・親しみやすく
- 専門用語だらけだと読まれない
- イラストやアイコン、カラフルなグラフなどで“住宅知識がない人でも分かる”表現に
実例やユーザーの声を組み合わせる
- 数値だけでなく、「実際にリノベして快適になった声」を添えるとリアリティが増す
- 体感温度や暮らしの変化など、感情面の変化も伝えるとより効果的
4. 静岡の地域特性を踏まえた数値提案
静岡市は、
- 冬は冷え込みが緩やかだが朝晩の冷えがつらい
- 夏は湿気が多く、寝苦しさや不快感がある
そのため、
- 「冬のヒートショック防止」
- 「夏の冷房効率の向上」
- 「全館空調の省エネ化」
など、地域特性に合わせた断熱改善の数値提示が効果的
5. かおり木工房の断熱リノベ資料事例
かおり木工房では、
- 計算ソフトを活用した断熱性能診断レポート
- Before/Afterの室温グラフ
- 光熱費の削減予測
- 使用する断熱材・窓の性能比較表
など、視覚的・感覚的にわかる資料を整備しています。
また、実際にリノベーションしたお客様の声も多数ご紹介し、
“数字+リアルな感想”のハイブリッド資料でご提案をサポートしています。
まとめ:快適性の数値化で信頼と納得のリノベ提案へ
快適さは“感じる”ものであると同時に、“伝える”ものでもあります。
数値やシミュレーションで断熱効果を見える化することで、
- ご家族の安心につながり
- 信頼関係が深まり
- 満足度の高いリノベーションにつながります。
かおり木工房では、性能に裏打ちされた安心の家づくりを目指し、
お客様一人ひとりに合わせた丁寧な資料作成を行っています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
【資料請求・ご相談はこちら】
かおり木工房(有限会社DAMソウショウ建築)
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「快適な住まいをつくるためのチェックリスト」
家族全員が快適に暮らせる住まいを実現するための、計画・設計・施工時に役立つ“断熱の視点でのチェックポイント”をまとめてご紹介します。

















































