断熱、気密強化で省エネ住宅認定を取る方法
「せっかく断熱するなら、省エネ住宅の認定も取りたい」
そうお考えの方に向けて、
今回は断熱と気密性能を高めることで
長期優良住宅・認定低炭素住宅・ZEHなどの省エネ認定を
取得するための条件と設計のポイントを詳しく解説します。
■ なぜ“認定住宅”を取るべきか?
【1】補助金・減税が受けられる
・住宅ローン控除の拡大
・登録免許税・固定資産税の軽減
・各種補助金(100万円以上も)
【2】資産価値が高まる
・中古市場でも評価されやすい
・性能証明付きで売却時に有利
【3】快適性と経済性を両立
・室内温度が安定し健康にも良い
・冷暖房費の削減に直結
■ 主要な省エネ住宅認定と条件
【長期優良住宅】
・断熱等性能等級5以上
・一次エネルギー消費量等級6以上
・耐震・劣化対策なども必要
【認定低炭素住宅】
・断熱性能:ZEH基準相当
・一次エネルギー消費量:基準値より10%以上削減
【ZEH(ゼロエネルギーハウス)】
・断熱等級6以上(UA値0.6以下)
・一次エネルギー収支ゼロ(創エネ含む)
→ 共通するのは「断熱+気密+省エネ設備」が揃っていること
■ 認定取得に必要な断熱・気密性能とは?
【断熱】
・静岡地域ならUA値0.46〜0.60が基準
・等級6〜7が目安(グラスウールでも十分対応可能)
【気密】
・C値1.0以下が望ましい(基準には入らないが実質必要)
・高気密にすることで、冷暖房効率が格段にアップ
→ 見た目ではなく、数値で証明できる性能が求められます
■ 設計段階でやるべきチェック項目
【1】外皮性能計算(UA値・ηA値)
→ 熱損失の少ない設計かどうか
【2】一次エネルギー計算
→ 設備込みでの省エネ度を数値化
【3】気密施工計画
→ 各部の納まり・防湿層設計・テーピング指示など
→ これらはすべて申請図面・説明資料に反映されます
■ 補助金・認定の流れと必要書類
【ステップ1】住宅性能評価機関による設計審査
【ステップ2】行政への認定申請(長期優良・低炭素など)
【ステップ3】工事完了後の実績報告・証明取得
【主な提出書類】
・設計図書(断熱・気密仕様)
・外皮計算書・一次エネ計算書
・写真付き施工記録
→ かおり木工房では、申請業務もサポートしています
■ かおり木工房の認定住宅サポート
・断熱・気密・設備をワンストップで設計
・認定取得を前提とした図面・仕様書作成
・補助金対象住宅の実績多数
単なる「断熱リフォーム」ではなく、
「省エネ住宅」という“証明付きの住まい”へ。
性能と資産価値、両方を手に入れる家づくりを
お手伝いします。
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次回予告:
「光熱費を数値で伝える断熱改修提案のコツ」

















































