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断熱と防音を両立する快適リノベ術とは?

静かな暮らしと温熱環境のベストバランスを解説

「外の車の音が気になる」「隣家との音のトラブルが心配」「冷暖房効率が悪い」――これらの悩み、断熱リノベと防音対策を同時に行うことで解決できるかもしれません。

静かで快適な住まいづくりには、“音”と“温度”の両方へのアプローチが必要です。この記事では、快適性を底上げするための断熱+防音リノベーション術を、静岡の工務店「かおり木工房」の視点でご紹介します。


1. なぜ断熱と防音を同時に考えるべきか?

防音と断熱は、使用する素材や施工方法が共通している部分が多く、同時に工事を行うことでコストや工期の無駄を減らすことができます

防音と断熱が重なるポイント

  • 窓:騒音・冷気・熱気の侵入口
  • 壁:遮音と断熱材の併用が可能
  • 床・天井:上下階の音・熱の対策エリア

断熱材として使われるグラスウールなどは、防音性にも優れており、一石二鳥の効果が期待できます。


2. 断熱×防音リノベの具体的な工夫

高断熱サッシ+内窓(二重窓)の採用

窓は最も音と熱が出入りする場所。内窓を追加することで遮音性と断熱性を大幅に向上させることができます。

壁の防音+断熱材の充填施工

外壁・間仕切り壁に吸音・断熱効果の高い素材を隙間なく充填。断熱しながら音漏れ・音の侵入も防ぎます。

ドアの気密性向上と防音パネル

室内ドアからの音漏れを防ぐために、防音仕様の建具+気密テープの設置がおすすめです。

床・天井の多層構造化

  • 床には遮音マット+断熱材+床材の三重構造
  • 天井には断熱材+吸音パネル+石膏ボードを重ねる

これにより上下階の足音や生活音を軽減できます。


3. 静岡の暮らしに必要な防音・断熱の理由

静岡市・焼津市・藤枝市の住宅地では、以下のような音・温熱問題が発生しがちです。

  • 幹線道路や電車の走行音
  • 近隣住宅との距離が近い環境音
  • 夏の湿気と冬の底冷え

かおり木工房では、地域特性に応じた「音・熱・湿気」の三位一体リノベーションをご提案しています。


4. 快適リノベの進め方と注意点

現地調査+音源・温度差の確認

事前のヒアリングと音の種類・位置・頻度の把握が重要。断熱等級や温熱環境の分析も同時に行います。

使用素材と施工法の選定

  • 防音:セルロースファイバー、遮音シート、気密パネル
  • 断熱:吹付断熱、フェノールフォーム、内窓

目的に応じた多層設計+重ね貼り施工がポイントです。

暮らしの動線に合わせた設計

ただ防音・断熱するだけでなく、通風・採光・動線の確保も同時に考えることで、快適性を損なわない住まいに。


5. 断熱×防音リノベで得られる暮らしの変化

  • 静かで落ち着く室内環境
  • 冷暖房の効率が上がり、省エネに貢献
  • 隣家や道路との距離を気にせず過ごせる
  • 夜間の睡眠の質が向上
  • お子様やペットの音も安心

これらの変化は、単なる設備改善ではなく“暮らしそのものの快適性の向上”に直結します。


まとめ:音と熱、両方を整えるのが本当の快適空間

断熱と防音、それぞれの目的は異なりますが、家族の健康・安心・集中・癒しを支える基盤として共通しています。

リノベーションだからこそできる、断熱と防音の両立。かおり木工房があなたの理想の暮らしを叶えるリノベ計画を全力でサポートします。


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かおり木工房(有限会社DAMソウショウ建築)
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市


次回予告:

「二世帯住宅で家族の快適性を両立する断熱法」

親世帯・子世帯で好みが違う!温度差の悩みを解消する二世帯住宅の断熱設計とは?