断熱化で得られる“静かさ”と“快適さ”とは?
遮音性の高い暮らしがもたらす上質な住環境
「断熱=暖かさ・涼しさ」と考えがちですが、実は断熱リノベーションの大きな副産物として“静けさ”が手に入ることをご存じでしょうか?
高断熱住宅では、温熱環境だけでなく、遮音性能=防音性も大きく向上します。
今回は、「断熱化で得られる静かな暮らし」について、
- その仕組み
- 実際の変化
- 遮音設計のポイント
を詳しく解説していきます。
1. なぜ断熱で静かになるのか?
断熱材の構造と遮音効果
断熱材の多くは、空気を多く含んだ繊維状・発泡状の素材(グラスウール、セルロースファイバーなど)でできています。
この構造が、音を吸収・拡散する効果を持ち、
- 外からの騒音の侵入を防ぎ
- 室内の音の響きを抑える
効果を発揮します。
高気密=音漏れを防ぐ
断熱リノベでは、同時に気密性能も向上することがほとんどです。
これは、音の通り道となる隙間を塞ぐことで、
- 外部の車の音、工事音、隣家の声
- 室内からの音漏れ
をしっかりと遮断できるようになります。
2. 実際の住まいでの変化
外部の音の変化
- 車の走行音が「サーッ」から「ほぼ無音」に
- 雨の音が「バチバチ」から「ふわっ」とした音に変化
- 鳥の声・風の音など、必要な音だけが聞こえる環境に
室内の音環境の変化
- 壁や床の反響音が減り、テレビや会話が聞き取りやすくなる
- 隣室や上下階への音の伝わり方が小さくなり、生活音が気にならない
- ピアノ・楽器演奏やホームシアターも楽しめる空間に変化
3. 静かさがもたらす“快適さ”とは?
心のゆとりが生まれる
常に音に囲まれている現代人にとって、「静けさ」は大きな癒しになります。
- 家の中に入った瞬間、ふっと気持ちが軽くなる
- 子育て中の家庭でも、赤ちゃんがよく眠れる
- テレワークでも集中できる環境に
生活の質が上がる
- 音が響かないことで、料理や家事、趣味が快適に
- 家族との会話がスムーズになり、コミュニケーションが豊かに
- 睡眠の質が上がり、健康面にも好影響
4. 遮音を意識した断熱設計のポイント
窓・サッシ選び
- 音の侵入口の約6割が「窓」と言われています
- トリプルガラスや内窓の追加で、遮音性と断熱性の両立が可能
- 特に道路側・隣家との距離が近い面に重点配置を
壁・床・天井の断熱補強
- 壁の中に吹き込みグラスウールなどの吸音性の高い断熱材を施工
- 天井裏や床下の断熱補強で、上下階の音の通りをカット
間取りと家具配置の工夫
- 音が気になる部屋(寝室・子ども部屋など)を道路や共有面から遠ざける
- 壁際に収納や本棚を置くことで、自然な遮音層に
5. 静岡エリアでの遮音の必要性
静岡は自然豊かで比較的静かな地域ですが、
- 新興住宅地での建築ラッシュ
- 車通りの多い幹線道路沿い
- 近隣との距離が近いエリア
では、音ストレスが生活の質を左右する要素になってきています。
また、地震対策や防犯性の観点からも、
- 高断熱・高気密+防音性の住まい
がこれからのスタンダードになっていくでしょう。
まとめ:静けさが「質の高い暮らし」をつくる
断熱リノベーションの真の価値は、
- 冬暖かく
- 夏涼しく
- 年中快適
だけではありません。
“静かで落ち着いた空間”が得られることも大きな魅力です。
「毎日が忙しい」「自分の時間を大切にしたい」「家族の健康と心のゆとりを守りたい」――そんな想いを持つ方にこそ、静けさを設計する断熱リノベをおすすめします。
かおり木工房では、静岡エリアに合わせた快適性・防音性・省エネ性を兼ね備えた断熱設計を、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添ってご提案しています。
【資料請求・ご相談はこちら】
かおり木工房(有限会社DAMソウショウ建築)
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「家族の時間を楽しむ住まいへの断熱投資」
お金のかけどころを間違えない!家族の未来を考えた断熱への価値ある投資とは?

















































