断熱等級6でも安心できない、C値を測らない工務店が危険な本当の理由
こんばんは、かおり木工房のそうのです。
今日のニュースを見ていると、相変わらず「光熱費の高止まり」が話題になっています。
電気代・ガス代は多少落ち着いたとはいえ、
数年前と比べると“高いのが当たり前”の時代になりました。
そんな中で家づくりを考えるとき、
「断熱等級6」「高断熱住宅」という言葉だけで安心してしまうのは、正直かなり危険です。
今日のテーマは、家づくりの相談現場でほぼ必ず後悔につながるポイント。
C値を測らない工務店が危険な理由
これは少し強い言葉に聞こえるかもしれませんが、
家づくりで“トップ10に入る後悔ポイント”だと、
私は本気で思っています。
そもそもC値とは何か?
C値とは「相当隙間面積」のこと。
簡単に言うと、
家全体に、どれくらいの隙間が空いているかを数値化したもの
(単位:㎠/㎡)
- C値 0.5 → 床1㎡あたり0.5㎠の隙間
- C値 1.0 → かなりスカスカ
- C値 2.0以上 → もはや“高断熱”とは呼べない
ここで重要なのは、
C値は「計算」ではなく「実測」でしか分からないという点です。
なぜC値を測らない工務店が存在するのか?
理由は大きく3つあります。
① 測ると“現実”がバレるから
気密測定は、良くも悪くも施工の結果がすべて出ます。
図面上では完璧でも、現場の施工が甘ければ数値は一気に悪化します。
つまり、
- 気密処理の精度
- 大工さんの意識
- 現場管理のレベル
これらが一切ごまかせない。
測らなければ、「高気密です」と言い続けることができてしまう。
これが現実です。
② 測定=責任が生まれるから
C値を測るということは、
「この家は、この性能です」と責任を持って言うということ。
測らない工務店は、
- 数値の保証をしない
- 住んでからの寒さ・暑さを“住み方のせい”にできる
逃げ道を残しているとも言えます。
③ 「断熱材が良ければ大丈夫」という誤解
よくある説明がこれです。
「うちは断熱等級6なので大丈夫ですよ」
「高性能な断熱材を使っていますから」
でも、はっきり言います。
隙間だらけの家に、どんな断熱材を入れても意味はありません。
ダウンジャケットを着て、
前を全開にして外に立っている状態を想像してください。
寒いですよね。
それと同じことが、家の中で起きています。
C値を測らない家で起きる“現実”
ここからは、実際によく聞く話です。
・断熱等級6なのに寒い
理由は単純。
暖めた空気が、隙間から逃げているから。
暖房の能力不足ではありません。
エアコンの性能でもありません。
家そのものが“穴あきバケツ”なんです。
・全館空調がうまくいかない
全館空調は、
気密が取れていることが前提条件です。
C値が悪い家では、
- 空気が思い通りに回らない
- 温度ムラが出る
- 電気代が跳ね上がる
結果、
「全館空調って微妙ですね…」
という、間違った評価につながります。
・換気計画が成立しない
一種換気は特に顕著です。
本来は、
- 給気
- 排気
- 空気の流れ
をコントロールする仕組みですが、
隙間だらけだとどこから空気が入って、どこへ出たのか分からない。
結果として、
- 壁内結露
- カビ
- 室内空気質の悪化
につながります。
「C値は関係ない」という営業トークに注意
たまに、こんなことを言われます。
「今はC値は重要じゃないですよ」
「UA値の方が大事ですから」
これは半分ウソで、半分逃げです。
- UA値:熱がどれだけ逃げにくいか
- C値:そもそも空気が漏れていないか
この2つはセットで初めて意味を持つ。
どちらか一方だけ良くても、快適な家にはなりません。
かおり木工房がC値を必ず測る理由
私たちは、全棟で気密測定を行います。
しかも、完成後ではなく「施工途中」。
理由はシンプルです。
- 悪ければ、その場で直せる
- 数値をごまかす意味がない
- お客様に“事実”を伝えられる
結果として、
C値0.3以下が当たり前になりました。
これは特別な材料を使っているからではありません。
「測る前提」で、現場をつくっているかどうかの違いです。
家づくりで、ぜひ聞いてほしい質問
打ち合わせのとき、こう聞いてください。
「C値は測っていますか?」
「実測値はいくつですか?」
「測定結果は見せてもらえますか?」
この質問に、
- 曖昧な返事
- 話題を変える
- 「大丈夫ですから」と根拠なし
こうした反応が出たら、一度立ち止まってください。
数字は、家族を守るためのもの
C値は、
マニアックな性能競争のための数字ではありません。
- 冬、子どもが風邪をひきにくい
- 夏、寝苦しさで目が覚めない
- 光熱費に怯えなくていい
そのための、最低限の確認項目です。
「測らない自由」ではなく、
「測って説明する責任」。
これが、工務店選びで一番大切な視点だと、私は思っています。
かおり木工房からのお知らせ
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店
かおり木工房
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電話:054-261-2807(10時〜17時)
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