晴れているのに、なんとなく暗い一日。冬の「光」と「家」の意外な関係
こんばんは、かおり木工房のそうのです。
今日の静岡市は、午前中は晴れ間もありましたが、
午後からは雲が広がり、全体的にどんよりした一日になりました。
天気予報的には「曇り」でも、
午前中に少しでも日差しがあると、
「今日は明るくなりそうだな」と期待してしまいますよね。
でも実際は、
- 昼を過ぎると急に暗く感じる
- 照明をつけるか迷う
- なんとなく気分が沈む
そんな感覚を持った方も多かったのではないでしょうか。
今日はこの
「天気は悪くないのに、家の中が暗く感じる日」
を切り口に、家づくりのお話をしたいと思います。
冬の曇り日は「家の素」がはっきり出る
晴天の日は、正直どんな家でもそれなりに明るくなります。
でも今日のように、
- 午前だけ少し晴れ
- 午後は曇り
- 日差しが弱い
こういう日は、
家の設計力がそのまま表に出る日です。
- 窓の位置
- 窓の高さ
- 日射の取り込み方
- 室内の明るさの広がり方
これらがきちんと考えられていないと、
「昼なのに暗い家」になります。
明るさは「窓の大きさ」だけでは決まらない
「明るい家にしたい」というと、
多くの方がまず思い浮かべるのが、
- 大きな窓
- 南向きの掃き出し窓
です。
でも実際には、
- 窓が大きいのに暗い家
- 窓は控えめなのに明るい家
この差はよくあります。
理由は単純で、
光は“量”より“入り方と広がり方”だからです。
今日みたいな日は「直射日光」がほとんどない
午前中に晴れ間はありましたが、
冬のこの時期は太陽の角度が低く、
- 雲が少し出るだけで日差しが弱まる
- 直射が入る時間が短い
という特徴があります。
つまり今日は、
拡散光（空全体からの柔らかい光）がメインの日。
こういう日に明るい家は、
- 高い位置の窓
- 光を奥まで運ぶ工夫
- 壁や天井の反射を考えた設計
がきちんとされています。
「なんとなく暗い家」は、気分にも影響する
光は、ただ明るければいいわけではありません。
- 目が疲れない
- 圧迫感がない
- 自然に過ごせる
こうした感覚は、
日中の自然光の質に大きく左右されます。
今日のような曇りの日に、
- 家の中でずっと照明が必要
- 昼なのに夕方みたいに感じる
こういう状態が続くと、
知らないうちにストレスが溜まります。
静岡の家づくりは「曇りの日」を基準にする
静岡は日照時間が比較的長い地域です。
だからこそ、
「晴れの日は大丈夫」
で設計してしまうケースが多い。
でも、実際の暮らしで多いのは、
- 今日みたいな曇りの日
- 晴れたり曇ったりの中間の日
です。
一番多い天気で快適かどうか
ここを基準に考えることが、本当に大切です。
明るさも「性能」のひとつ
断熱や気密と同じように、
- 光の入り方
- 明るさの持続性
- 日中照明に頼らない暮らし
これも、立派な住宅性能です。
しかもこれは、
住んでから簡単に変えられるものではありません。
今日の家の中、思い出してみてください
- 何時ごろから照明をつけましたか？
- 午後、どこが一番暗く感じましたか？
- 日中なのに、夜みたいだと感じませんでしたか？
それは、
「今の家が悪い」という話ではなく、
次の家づくりで必ず活かせるヒントです。
家づくりは「晴れの日」より「曇りの日」で考える
私はいつも、
- 晴れの日に良く見える家より
- 曇りの日でも普通に暮らせる家
を目指しています。
今日みたいな一日に、
何も意識せずに過ごせる。
それこそが、
本当に暮らしやすい家だと思っています。
家づくりのご相談、いつでもお受けしています
かおり木工房では、
- 日射
- 明るさ
- 太陽の角度
- 周囲の建物
すべてを踏まえた設計を行っています。
「晴れの日だけ良い家」ではなく、
「曇りの日も気持ちいい家」。
そんな家づくりに興味があれば、
ぜひ一度、お話ししましょう。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店
かおり木工房
住所：静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話：054-261-2807（10時〜17時）
社長直通：090-6587-4713（「HP見た」とお伝えください）
施工エリア：静岡市・焼津市・藤枝市
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCV2CLl-P_j80GPTuVRLMXpQ
Instagram
https://www.instagram.com/kaorigikoubou/
LINE
https://page.line.me/107aufgi?openQrModal=true
TikTok
https://www.tiktok.com/@kaorigikoubou
