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水道管の劣化による漏水トラブルを未然に防ぐには

「最近水道料金が高くなった気がする」「床に湿気が残っている」「水を出すと赤い水が出てくる」――こうした小さなサインは、もしかすると 水道管の劣化 が原因かもしれません。
水道管は床下や壁の中など、普段は目に見えない部分にあるため、劣化に気付くのが遅れがちです。しかし、放置すれば 漏水トラブル・住宅の劣化・シロアリ被害 など深刻な問題を引き起こします。

本記事では、水道管の劣化による漏水トラブルを未然に防ぐ方法として、

  • 劣化を見抜くサイン
  • 予防リフォームの具体例
  • 早めの対応の重要性
    を詳しくご紹介します。

水道管の劣化が進むとどうなる?

水道管の老朽化を放置すると、以下のようなリスクが発生します。

  1. 漏水による住宅の損傷
    床下に水が溜まることで、木材の腐食やカビの発生につながります。
  2. シロアリ被害の拡大
    湿気を好むシロアリにとって、漏水は格好の繁殖条件になります。
  3. 水道料金の増加
    小さな漏れでも長期間続けば水道料金に直結します。
  4. 健康被害
    壁や床のカビはアレルギーや呼吸器疾患を引き起こす可能性があります。

特に 築20年以上の住宅 では、配管が劣化しているケースが多いため注意が必要です。


劣化を見抜くサイン

水道管は直接見えないからこそ、「気付き」が大切です。以下の症状があれば劣化を疑いましょう。

  • 蛇口を閉めても 水道メーターが回っている
  • 床や壁に 湿った跡やカビ が見える
  • 水が 赤く濁っている、錆の味がする
  • 配管から 異音や振動 が伝わる
  • 冬になると 凍結しやすい

これらは漏水や腐食が進行しているサインです。早急に専門業者へ相談しましょう。


漏水トラブルを防ぐリフォーム方法

1. 配管の定期点検

内視鏡カメラを使った配管チェックで、錆や腐食の進行具合を確認できます。見えない部分の確認には必須です。

2. 配管の交換

古い住宅に多い 亜鉛メッキ鋼管 は錆びやすく、耐用年数は20〜30年。
リフォーム時には ポリエチレン管やステンレス管 に交換するのがおすすめです。

3. 漏水センサー・自動止水バルブの設置

IoT機器を使えば、漏水が発生した際にスマホで通知が来たり、自動的に水を止めてくれたりします。

4. 水回りリフォームと同時施工

キッチンや浴室のリフォーム時に配管工事も一緒に行えば、コスト削減につながります。


早めの対応が大切な理由

「まだ大丈夫」と放置すると、いざ漏水が発生したときに大掛かりな工事が必要になり、費用も数倍に膨らみます。

  • 費用面の負担を軽減
  • 住宅寿命を延ばす
  • 家族の健康を守る

これらのために、定期的な点検と計画的なリフォームが欠かせません。


まとめ

水道管の劣化は目に見えにくい分、被害が出てから気付くケースが多くあります。
しかし、定期点検や配管交換、最新設備の導入などで 漏水トラブルを未然に防ぐことは可能 です。

築年数が経過している住宅や、水道の異変を感じている方は、早めに専門業者へ相談しましょう。


次回予告

次回は 「浴室のカビが取れない!根本から解決するリフォーム」 をテーマに、掃除では解決できないカビ問題を、住まい全体の視点から改善する方法をご紹介します。


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