
窓ガラスが薄い、昔の一枚ガラスで外の音も入りやすい理由とは?
断熱・防音のカギを握る「窓リノベ」で、暮らしの質を大きく変える方法
「家の中なのに、外の音がよく聞こえる…」それ、窓が原因です
近所の車の音、子どもの声、工事の音。
家の中にいても外の音が筒抜けのように聞こえると、落ち着いた暮らしが妨げられてしまいます。
また、「窓際が冷たい」「暖房の効きが悪い」と感じているなら、
その原因は“古い一枚ガラスの窓”にあるかもしれません。
実は、窓ガラスは断熱と防音、どちらにも大きく影響する住まいの重要なポイントなのです。
なぜ一枚ガラスは断熱も防音も弱いのか?
● 熱の出入りの約50%は“窓”から!
住宅の中で最も熱の出入りが激しいのが「窓」です。
壁や屋根に比べ、ガラスは熱を伝えやすいため、
冬は冷気が入り込み、夏は熱気が入りやすいという弱点があります。
● 一枚ガラスは音も熱もスルーしてしまう
古い住宅に多く見られる単板ガラス(1枚ガラス)は、
厚さわずか3〜5mmほどで、遮音性も断熱性もほとんどありません。
そのため、
- 車の走行音がよく聞こえる
- 冬場は窓際が寒くて結露がひどい
- エアコンをつけても部屋が冷えやすい
といった現象が起きてしまうのです。
現代の「複層ガラス」なら断熱も防音も両立できる!
近年は、Low-E複層ガラス(2枚ガラス+特殊コーティング)を中心とした高性能な窓が普及しています。
これにより、
- 熱の出入りを大幅カット
- 外部の音も大幅に減衰
- 結露を抑えてカビの発生も防止
など、多くのメリットが得られます。
窓の断熱・防音を高める3つのリフォーム方法
かおり木工房では、以下の方法を状況に合わせてご提案しています。
① 内窓(二重窓)の設置
今ある窓の内側にもう一枚窓を設置する方法。
施工が早く、断熱・防音効果ともに非常に高いのが特徴です。
メリット:
- 工期1日、壁を壊さず施工可能
- 空気層が“音”と“熱”を遮断
- 冬の結露対策にも有効
② 窓ガラス交換(複層ガラスへの変更)
既存のサッシを活かしながら、ガラスのみをペアガラスやトリプルガラスに交換。
コストを抑えつつ効果を得たい方におすすめです。
③ 窓サッシごと交換(樹脂サッシへ)
断熱性能をとことん高めたい方には、アルミサッシを樹脂サッシへ丸ごと交換するプランがおすすめ。
アルミの約1,000分の1の熱伝導率を誇る樹脂は、窓枠自体の断熱性を格段にアップさせます。
【施工事例】焼津市・K様邸「子どもが外の車の音で寝られない」を改善
築35年のK様邸では、「夜間の車の音で子どもが目を覚ます」「暖房が効きにくい」ことが悩みでした。
かおり木工房で行ったのは、
- 寝室の窓に内窓を設置(樹脂製Low-E複層ガラス)
- 南側リビングのサッシごと交換
- 結露防止用の断熱カーテンも併用
その結果、
- 車の音がほとんど聞こえなくなった
- 寝室の室温が安定し、夜中の目覚めが減少
- 結露もなくなりカビ掃除が不要に
「たった1日でこんなに変わるなんて」と感動されたそうです。
窓リフォームは、住まいの“体感”を変える最短ルート
音、寒さ、結露——
これらの悩みは、窓を変えることで一気に改善されることが少なくありません。
「断熱も防音も、どちらも諦めたくない」
そんな方こそ、窓リノベーションをおすすめします。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「夜になると窓の隙間から冷気が入り込み寝付きが悪い理由とは?」
気密性の低い家がもたらす睡眠障害とそのリノベ対策を解説します。