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窓枠が古くてガタつき、冷気が漏れている理由とは?

サッシ・ガラスの断熱性能が、家の快適性を大きく左右する

「窓からのスースー冷気」が当たり前になっていませんか?

冬になると、窓際に立つと冷気を感じる。
夜になるとカーテンがふわっと揺れる。
そんな体験、どのご家庭にも一度はあるのではないでしょうか。

このような「窓からの冷気」の正体は、古くなったサッシ・断熱性能の低いガラス・気密性の劣化です。
放置していると、快適性の低下・光熱費の上昇・健康への影響など、さまざまな問題に発展する可能性があります。


窓からの冷気、その3つの原因

【1】単板ガラスで熱がダダ漏れしている

古い家の多くに採用されているのが「一枚ガラス(単板)」タイプ。
これは、熱の出入りをほとんど防げない構造のため、冬は外の冷気が入り込み、夏は熱気が室内に伝わります。

【2】アルミサッシの“熱伝導”

一般的なアルミサッシは、非常に熱を伝えやすい金属です。
そのため、冷たい外気の温度がフレームから室内へ伝わりやすく、結果として冷気がしみ出すように感じられるのです。

【3】経年劣化による隙間・たわみ

築年数が経つにつれ、窓の建付けが悪くなり、パッキンの劣化やフレームの歪みが生じます。
そのすき間から冷たい空気が入ることで、「ガタつき+すきま風」というダブルパンチに。


「窓の断熱性能」は、住まいの快適性の要

家の中で熱の出入りが最も多い場所は“窓”です。
なんと、冬の熱の流出の約50%、夏の熱の流入の約70%が窓からとも言われています。

つまり、どれだけ壁や床を断熱しても、窓が断熱の“穴”になっていれば快適性は実現できないのです。


窓の断熱改修で得られる効果とは?

● 冷暖房効率の向上 → 光熱費削減

冷暖房で作った熱が逃げにくくなるため、設定温度を下げても快適に過ごせます。

● 室温の安定 → 快眠・快適性向上

夜間の冷え込みや日中の温度変化が緩やかになり、部屋の“底冷え”がなくなります。

● 結露の大幅軽減 → カビ・ダニ対策に

ガラス表面の温度が上がることで、結露が起きにくくなり、カビの発生リスクが減少。

● 外気遮断 → 外の騒音・臭気もカット

気密性の高いサッシは、音やニオイの侵入を抑える副次的効果もあります。


【施工事例】窓の断熱改修で体感温度が一変した藤枝市・T様邸

T様は築25年の住宅にお住まいで、「窓からの冷気がひどくて、ソファに座るのもイヤになる」とのこと。
調査の結果、アルミサッシ+単板ガラスが採用されており、冬の夜間は窓際の温度が10℃以下になる日も。

内窓(Low-E複層ガラス)設置と断熱カーテンボックス導入により、

  • 窓際の体感温度が+4℃改善
  • 暖房使用時間が短縮 → 電気代1ヶ月3,000円ダウン
  • リビングでの家族の滞在時間が増加

という変化が見られました。


窓を変えれば、暮らしが変わる

窓からの冷気は、もはや我慢すべきものではありません。
“あたたかい家”を実現するには、まず「熱の出入り口」を押さえることが最重要です。

サッシの交換・内窓設置・ガラスの断熱化など、住まいに合った改修方法を選ぶことで、家全体の快適性と省エネ性が大きく向上します。


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賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市


次回予告:
「床が冷たくてスリッパを手放せない理由とは?」
底冷えの原因と、足元から暖かくするための断熱リノベのポイントをご紹介します。