自然素材断熱でも高性能を実現する方法
「自然素材は体に良さそうだけど、性能は大丈夫なの?」
そんな疑問をお持ちの方へ、
自然素材断熱と一般的な断熱材との違い、そして私たちが考える最適な選択についてご紹介します。
かおり木工房では、お客様にとって最もコストパフォーマンスが高く、長期的な安心が得られる方法として、
正しく施工された高性能グラスウールを基本とした断熱をご提案しています。
■ 自然素材断熱材の選択肢とその課題
【羊毛(ウール)断熱材】
・調湿性があるものの、断熱性能は一般的なグラスウールに劣る
・防虫・防火処理が必要でコストが割高
【セルロースファイバー】
・古紙由来でエコだが、吹き込み工法の施工技術にばらつきあり
・適切な気密確保が難しく、長期性能に不安が残る
→ 見た目の“自然志向”に安心感を感じる方もいますが、
性能・コスト・施工精度の観点から慎重な判断が必要です。
■ 高性能グラスウールのメリット
かおり木工房では、
「正しく施工された高性能グラスウール」こそが、最も合理的で高性能な断熱材と考えています。
【グラスウールの特徴】
・λ値0.034W/mK以下の高断熱性能
・施工精度が確保されれば気密性も高い
・コストが安く、コスパ最強
・燃えにくく、防火性能が高い
→ 断熱等級6〜7にも対応でき、安定した性能を長期的に発揮します。
■ よくある誤解:「自然素材=高性能」?
自然素材はイメージとして“身体にやさしい”という印象がありますが、
それだけで家全体の性能が担保されるわけではありません。
【実際のリスク】
・断熱性能が劣る素材もある
・経年変化による収縮・劣化
・施工者の経験に依存しやすい
→ “安心”と“性能”の両立には、
中身の確かな素材と施工技術が欠かせません。
■ 実績に裏付けられたグラスウールの性能
かおり木工房では、
グラスウール断熱を採用した住まいで、
数多くの断熱等級6〜7取得実績があります。
【実例:静岡市・断熱等級6の家】
・壁:高性能GW 105mm
・天井:高性能GW 200mm
・床:押出法ポリスチレンフォーム+GW
→ 夏も冬もエアコン1台で家中快適
→ 年間光熱費約18万円を実現
■ 気密施工+断熱で性能を最大化
断熱材の性能を活かすには、
適切な気密施工が絶対条件です。
【かおり木工房の施工管理】
・全棟気密測定を実施(C値平均0.5以下)
・断熱材の欠損ゼロを目指す現場チェック
・湿気・結露対策も含めた設計
→ 単なる素材選びではなく、「施工精度」こそが家の性能を決めるカギです。
■ お客様にとっての“正しい選択”とは
自然素材は、魅力的な響きがあります。
しかし住宅性能という視点で見たとき、
「高性能グラスウール+精密施工」がもっとも合理的で信頼できる方法です。
・身体に悪影響のない安全な素材
・施工精度が高く、効果が確実
・補助金対象にもなりやすい
→ 家族の健康、将来の光熱費、
住宅の資産価値をトータルで考えるなら、
“コスパ最良”の選択をおすすめします。
〒420-0911
静岡県静岡市葵区瀬名川1丁目27−53
営業時間:10:00〜17:00
TEL:054-261-2807
社長直通:090-6587−4713
(「HPを見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「家族構成変化で見直す断熱と設備の最適化」

















































