
部屋が狭く感じる家を広く使うレイアウトの工夫
「部屋がなんとなく窮屈に感じる」「家具が多くて動きにくい」──こうした悩みを抱えるご家庭は少なくありません。限られた空間でも、レイアウトやリフォームの工夫次第で広々と快適に暮らすことが可能です。本記事では、部屋を広く使うための具体的な工夫とリフォームアイデアをご紹介します。
1. 家具配置を見直して“抜け感”を作る
部屋の狭さを感じる大きな原因は、家具の配置にあります。
- 大型家具は壁際に寄せ、通路を広くとる
- 背の高い家具を減らして視界を遮らないようにする
- 部屋の真ん中を空けて、中央に“抜け感”を作る
視線の通り道が広がることで、実際の広さ以上に開放感が生まれます。
2. 色と光を活かすインテリア
壁や天井の色は、部屋の印象に大きく影響します。
- 白やベージュなど明るい色で統一する
- 床材も明るめを選び、空間に広がりを持たせる
- 照明は間接照明を取り入れ、陰影をやわらげる
自然光を多く取り込めるように窓回りをすっきりさせるのもポイントです。
3. 収納を“隠す”から“見せる”へ
収納不足でモノがあふれると、どうしても狭く見えてしまいます。
- 壁面収納や造作棚を活用
- 見せる収納と隠す収納をバランスよく配置
- デッドスペースを有効利用(ベッド下や階段下など)
リフォームで壁一面を収納に変えるだけでも、散らかりにくくなり空間を広く感じられます。
4. 間仕切りを工夫して開放的に
仕切り壁が多いと、空間が分断され狭く見えます。
- 可動式のパーテーションにする
- 引き戸に変えて開放感を出す
- ガラスや格子を取り入れて“仕切りながら広さを演出”
間取りを変えずとも、仕切り方を工夫することで部屋が広々と感じられます。
5. リフォームで実現できる広さ改善
- スキップフロアの導入:縦の空間を利用して奥行きを演出
- 天井を高くする:梁を見せるなどで視覚的な開放感をアップ
- オープンキッチン化:LDK全体に広がりが生まれる
特にLDKのリフォームでは、家族の居心地が大きく変わります。
まとめ
「部屋が狭い」と感じるのは、必ずしも実際の広さだけが原因ではありません。家具の配置、色や照明の工夫、収納の見直し、そしてリフォームによる空間演出で、限られたスペースでも十分に快適に暮らすことが可能です。
小さな工夫から始めて、必要に応じてプロに相談しながらリフォームを進めることで、住まいは驚くほど変わります。
次回予告
次回は 「床が冷たくて辛い!快適にするための床リフォーム」 をテーマに、足元から快適さを高める住まいの工夫をご紹介します。
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