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間取りの失敗ランキングTOP5とその解決法

こんばんは、かおり木工房のそうのです。

家づくりで後悔する理由の多くは、設備よりも「間取り」にあります。
しかも、それは図面を見ている段階では気づきにくく、住んで初めて不便さを実感するケースが多いのです。

私がこれまで多くの施主様と打ち合わせをしてきた中で、特に多い失敗をランキングにすると以下の通りです。

  1. 動線が複雑すぎる
     生活の中で何度も行き来する場所同士の距離が長い。例えば、キッチンから洗面所までが遠い、洗濯動線に階段を挟むなど、毎日の暮らしがストレスになります。
  2. 収納不足
     表面的には収納があっても、奥行きが浅すぎたり位置が悪く使いづらいと、結局は物があふれます。新築時は物が少なくても、年数が経つと収納不足は深刻化します。
  3. 窓の位置と大きさのミスマッチ
     日射や風通しを考えずに窓を付けると、夏は暑く冬は寒い原因に。逆に必要な場所に光が入らないこともあります。
  4. 家事スペースの不足
     洗濯物を干す場所がない、パントリーが狭い、作業台がないなど、家事の効率を下げる原因になります。
  5. 将来変更が難しい間取り
     子供部屋が固定されすぎて分けられない、バリアフリーにできないなど、ライフステージの変化に対応できません。

これらを防ぐためには、まず「1日の生活動線」を設計段階で時系列に沿ってシミュレーションすることが必要です。
洗濯・料理・掃除・入浴など、すべての家事動線が短くスムーズになるように配置するだけで、暮らしやすさは格段に向上します。

収納計画では、「どこで使う物をどこに置くか」を明確にします。玄関には靴だけでなくアウトドア用品やベビーカーの収納、キッチンには調理器具だけでなく日用品のストック場所も考慮します。

窓の配置では、静岡の気候を踏まえ、夏の日射を遮り冬は取り込むパッシブデザインを取り入れることが効果的です。特に南面は冬の日射取得を意識し、東西は日射遮蔽を強化します。

家事スペースはランドリールームやパントリー、ワークカウンターなどを適切な位置に確保することで、生活の快適性が大きく変わります。

将来の可変性を確保するためには、間仕切り壁を後から設けられる設計や、将来は平屋として使えるような生活動線を意識することが重要です。

当社では、打ち合わせ段階から家具の配置や生活動線を3Dシミュレーションで確認し、「住んでから後悔しない間取り」を提案しています。

それではまた。

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賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587-4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市

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