隙間風が老化を早める?温熱ストレスの正体とは
気づかないうちに進行する“隙間風の影響”
「なんとなく寒い」「足元がスースーする」「暖房してもなかなか暖かくならない」
それはもしかすると“隙間風”のせいかもしれません。
築年数の経った住宅では、目に見えない小さな隙間から冷たい空気が侵入し、知らず知らずのうちに身体にストレスを与えているのです。特に年齢を重ねた方にとって、隙間風による温度差や冷えは健康に深刻な影響を与えかねません。
今回は、「隙間風」が引き起こす“温熱ストレス”の正体と、その対策について解説します。
隙間風がもたらす健康リスク
◎ 慢性的な冷え
- 室温は暖かくても、足元から冷たい風が入り体が冷える
- 体の末端(足・手先)が冷えやすく、血流悪化の原因に
◎ 自律神経の乱れ
- 一定しない温熱環境が、交感神経・副交感神経の切り替えを混乱させる
- 「なんとなくだるい」「疲れやすい」といった不調に
◎ 睡眠の質の低下
- 寝ている間に体温が下がりすぎると熟睡できない
- 夜間のトイレ回数が増えたり、起床時に体がこわばることも
◎ 老化の進行が早まる?
- 冷えによって血行が悪くなり、新陳代謝が低下
- 筋肉量の減少や免疫力の低下につながるとされる
隙間風が生まれる原因とは?
- 窓やサッシの経年劣化
- 建物のゆがみによる壁や床の隙間
- 玄関ドアの建て付け不良
- 換気口や配管まわりの処理不足
見た目にはわからなくても、冬場に室内で「部分的に寒い場所」があるなら要注意です。
隙間風を防ぐ具体的な対策
◎ サッシ・窓周りの見直し
- 気密性の高い樹脂サッシや二重窓に交換
- 窓まわりのコーキングや隙間テープで一時的な対応も可能
◎ 床・壁・天井の断熱強化
- 壁内や床下に断熱材を追加
- 築年数のある木造住宅では、床下からの冷気遮断が特に重要
◎ 気密性向上リフォーム
- 建物全体の隙間をなくす工事で「気密C値」改善
- 同時に換気の見直しで、健康的な室内環境を維持
かおり木工房が提案する温熱ストレス対策
静岡市・焼津市・藤枝市で住まいづくりを手がける「かおり木工房」では、
- 高気密・高断熱住宅の新築/リノベーション
- 床下断熱・サッシ交換・気密測定による住環境の見直し
- 床下エアコンや自然素材を活用した“やさしい暖かさ”の提案
を通じて、「老化を加速させない住まい」づくりをご提案しています。
まとめ:見えない冷気が、身体をむしばむ前に
- 隙間風は、目に見えない「温熱ストレス」の主な原因
- シニア世代にとっては、冷えが体調悪化や老化の引き金に
- 今の住まいに“寒さのムラ”を感じたら、断熱と気密の見直しが必要
隙間風を放置せず、心と体にやさしい空間をつくりましょう。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
〒420-0911
静岡県静岡市葵区瀬名川1丁目27−53
営業時間:10:00〜17:00
TEL:054-261-2807
社長直通:090-6587−4713 (「HPを見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:「医療・介護職から見た“理想の断熱住宅”」
日々、高齢者と接する医療・介護職の目線から見た「本当に過ごしやすい家」とは? 次回は、現場の声をヒントにした、安心・快適な断熱住宅の設計ポイントをご紹介します。

















































