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隠れ費用 ない 工務店──契約後の追加費用を防ぐための見極め方

「隠れ費用」が家づくりで起こる理由

注文住宅の見積もりには、一見すると安く見えても契約後に想定外の費用が追加されるケースがあります。
これがいわゆる「隠れ費用」です。
発生理由の多くは、契約前に仕様や条件が曖昧なまま進めてしまうことにあります。


隠れ費用として多い項目

  • 地盤改良費(地盤調査後に追加発生)
  • 付帯工事費(給排水引込、ガス工事、外構など)
  • オプション費用(標準仕様外の設備・建材)
  • 諸費用(登記、火災保険、ローン手数料)
  • 設計変更費(間取りや仕様の途中変更)

隠れ費用がない工務店の特徴

① 見積もりが詳細で内訳が明確

  • 本体工事、付帯工事、諸費用の全項目が明記
  • 「一式」表示を避け、単価と数量を記載

② 標準仕様の範囲が明確

  • 設備や仕上げのグレード・メーカー・型番まで提示
  • オプション費用の単価表が用意されている

③ 追加費用の条件を事前に説明

  • 地盤改良や設計変更などの可能性を契約前に共有
  • 過去の事例と費用目安を開示

④ コミコミ価格で提示

  • 外構・照明・カーテン・冷暖房まで含めた総額を提示可能

隠れ費用を防ぐ施主側の対策

  1. 契約前に総額を確認
     本体価格だけでなく、付帯工事や諸費用まで含めた総額で比較。
  2. 追加発生の条件を把握
     どのタイミングで、どんな理由で追加費用が発生するのかを契約前に明確に。
  3. 仕様書と見積書を照合
     標準仕様に含まれる設備や建材が、見積書に反映されているか確認。
  4. 複数社比較
     同条件で2〜3社に見積もりを取り、抜け漏れや差額の理由を検証。

まとめ:隠れ費用ゼロは「明確な内訳+事前説明」がカギ

✅ 見積もりと仕様書が詳細で一致している
✅ 追加条件が契約前に共有されている
✅ コミコミ価格または総額表示で比較できる

静岡での家づくりでは、契約後の予算オーバーを防ぐために、内訳の透明性と事前説明の徹底がある工務店を選ぶことが成功の条件です。


次回は【見積もり 比較 ポイント】について、複数社の見積もりを正しく比較するための具体的な視点を解説します。