
静岡で高断熱住宅を建てる──温暖な気候でも必要な理由と工務店選びのポイント
「静岡は暖かいから断熱は不要?」は間違い
静岡県は比較的温暖な地域ですが、夏の蒸し暑さや冬の底冷えは地域や立地によって大きく異なります。
特に冬は朝晩の冷え込みが強く、夏は湿度が高いため、一年を通して快適に過ごすためには断熱性能が欠かせません。
高断熱住宅のメリット(静岡版)
① 夏涼しく、冬暖かい室内
- 外気温の影響を受けにくく、室内温度を安定
- エアコン効率が上がり、省エネにもつながる
② 光熱費の削減
- 冷暖房費を抑えられるため、長期的な家計負担が軽くなる
- 太陽光発電や蓄電池との相性も良い
③ 健康的な室内環境
- ヒートショックのリスク軽減
- 結露やカビの発生を抑え、空気環境を改善
静岡で求められる断熱性能の目安
- UA値(外皮平均熱貫流率):0.46以下が目安(ZEH基準)
- C値(相当隙間面積):0.3以下が理想(高気密住宅レベル)
- 断熱材の厚み・種類(グラスウール・セルロースファイバー・硬質ウレタンなど)も工務店に確認
高断熱住宅が得意な工務店の特徴
- UA値・C値を実測して提示してくれる
- 高性能樹脂サッシやLow-E複層ガラスを標準採用
- 夏の日射遮蔽・冬の日射取得を考えた設計
- 換気計画(第一種換気など)とセットで提案
工務店選びのチェックポイント
- 性能値の提示
設計段階だけでなく、完成後の実測値を公開しているか。 - 施工品質の安定性
断熱材の施工精度を確保するためのチェック体制があるか。 - 地域気候への対応力
沿岸部・山間部など立地条件に応じた断熱仕様を提案できるか。 - コストバランス
断熱性能と予算のバランスをどう最適化してくれるか。
まとめ:静岡の高断熱住宅は「性能値+地域対応力」で選ぶ
✅ 温暖地でも高断熱は省エネ・健康・快適性に直結
✅ UA値・C値などの数値提示が信頼の証
✅ 施工精度と地域特性への理解を持つ工務店を選ぶ
静岡で高断熱住宅を建てるなら、性能と実績、そして土地の気候に合わせた提案力を兼ね備えた工務店をパートナーにすることが、快適で長持ちする住まいづくりのカギです。
次回は【高気密住宅 工務店】について、静岡の気候に合わせた高気密仕様と、その施工力を見極める方法を解説します。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門公務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市