高断熱改修で余った予算を設備に回す方法
「断熱をしっかりやると高いんじゃないの?」
そう思われる方が多いのですが、
実は断熱改修の“設計力”と“施工精度”次第で、
予算に余裕を生み出すことができるのです。
その結果、当初手が届かないと思っていた設備投資まで叶う可能性があります。
この記事では、
高断熱改修を“無駄なく”“効果的に”行うことで、
余った予算をどのように賢く設備に回せるかをご紹介します。
■ なぜ断熱で予算が余るのか?
【ポイント1】部分断熱の設計最適化
・生活動線を分析して、重点的に断熱化
・使わない部屋は最低限にすることで施工面積を抑える
【ポイント2】窓改修の助成金活用
・先進的窓リノベ等の補助金で最大50%カット
・樹脂サッシ導入が低コストで可能に
【ポイント3】グラスウールの高コスパ
・高性能でも価格が安く、施工性も高い
→ 同じ性能でもコスト差が出る
→ 必要な性能を確保しつつ、ムダな過剰施工を避けることで、
数十万円単位の余剰が生まれるケースも。
■ 設備に“あと一歩”届く投資へ
余った予算でどんな設備に回せるか?
以下に、よくある導入パターンをご紹介します。
【1】高効率エアコン(Zシリーズなど)
・電気代削減&暖房性能UP
・補助金対象機種も多い
【2】床暖房(ヒートポンプ式)
・LDKや寝室だけでも冬の快適性が段違い
【3】全熱交換型換気システム
・換気による熱損失を防ぎ、室温安定
・結露・カビ対策にも効果的
【4】太陽光パネル+蓄電池
・売電だけでなく、停電対策にも
→ 断熱+省エネ設備で“光熱費0住宅”に近づく
■ 断熱→設備の順でやるべき理由
【設備先行はNGな理由】
・断熱が不十分だと高性能設備の効果が発揮されない
・エアコン・給湯器のサイズが過大になり、コスト増に
【断熱を先にするメリット】
・設備の“適正容量”が見えてくる
・小さい設備で快適性を保てるため、導入・維持コストが抑えられる
→ 賢い順番でリフォームすることで、
住宅全体のコスパと快適性が最大化します。
■ 設備更新+補助金の活用事例
【静岡市・築30年・夫婦2人暮らし】
・断熱:壁・天井・窓を改修
・設備:エコキュート、床暖房(LDK)、エアコン更新
・補助金活用額:約110万円
・実質負担額:約320万円(当初予算400万円)
→ 計画的な設計と施工で予算内にすべて収まり、
「夢だった床暖房が実現できた」と満足の声も。
■ かおり木工房のご提案
・断熱・設備のトータルコーディネート
・補助金前提のシミュレーション付き見積
・将来の光熱費まで見据えた設計支援
予算の中で、なにを優先し、なにを後回しにするか。
その“順序と判断”こそが、賢い住まいづくりの鍵です。
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(「HPを見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告:
「設備稼働時間削減によるエネルギー節約効果」

















































