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住宅展示場 見学のポイント──“ただ見に行くだけ”ではもったいない!

住宅展示場って何のためにあるの?

「そろそろマイホームを…」と思ったとき、まず足を運ぶのが住宅展示場。
モデルハウスが立ち並び、「ここなら理想の家が見つかるかも」とワクワクする場所です。

でも実は、何も知らずに行くと、情報に飲まれて「なんとなくよかったね」で終わってしまう」ことも多い場所。

この記事では、住宅展示場で“本当に見るべきポイント”と“失敗しないための見学のコツ”を、わかりやすくご紹介します。

住宅展示場ってどんなところ?

住宅展示場とは、ハウスメーカーや工務店が建てたモデルハウスを並べて展示している場所です。
“実際に住む家”というよりは、“会社の強みやデザイン、技術を見てもらうためのショールーム”的な存在です。

✔ ポイント

展示場の家は「理想の最高形」。だからこそ、「自分たちに必要な要素」を見抜く目が大切です。

見学のポイント①:サイズ感を現実と照らし合わせる

モデルハウスは、ほとんどが“豪華仕様”の特別バージョンです。
• 吹き抜けの天井
• 大開口の窓
• 35坪以上の延床面積
• 高級キッチンや大型アイランドカウンター

実際の予算や広さとは違うことが多いため、「この家をそのまま建てられるわけじゃない」と心得て見学することが大切です。

見学のポイント②:「暮らし目線」でチェックしよう

ただ「素敵!」と感じるだけでなく、
• この動線、自分たちの生活に合ってる?
• キッチンとダイニングの距離感は?
• 収納は本当に足りそう?
• 子ども部屋から目が届くつくり?
• 玄関や洗面所の広さは適切?

など、自分たちの“リアルな日常”をイメージしながらチェックしましょう。

見学のポイント③:1社だけでなく“比較”することが大切

住宅展示場には複数の会社が並んでいます。
時間が許せば、1日で3〜5社は見て回ると、違いがよく見えてきます。
• デザインの好み
• 間取りの工夫
• スタッフの対応や相性
• 標準仕様とオプションの差
• アフターサポートの体制

比較してはじめて、「自分たちに合う会社」が見えてきます。

見学のポイント④:その場で決めず、情報を持ち帰る

住宅展示場では営業マンが常駐しており、丁寧に説明してくれますが、その場で契約や申し込みはしないことをおすすめします。

理由は…
• 他社との比較がまだできていない
• 予算と仕様のバランスが見えていない
• 営業トークに流されやすくなる

まずは、パンフレットや資料をもらって、家に帰って冷静に検討する時間をつくることが大切です。

見学のポイント⑤:「聞いてはいけない質問」はない

どんな些細なことでも、遠慮せずに質問してOKです。
• 土地がまだないけど相談していい?
• 標準仕様ってどこまで?
• 間取りの変更はどこまで可能?
• 坪単価の目安は?
• 実際の建築事例は見られる?

聞けば聞くほど、対応力や誠実さが見えてきます。
むしろ、質問にしっかり答えてくれる会社ほど信頼できると言えるでしょう。

まとめ:「住宅展示場」は、比較と気づきの“出発点”

住宅展示場は「ここで決める場所」ではなく、「自分たちの好みや価値観を知るきっかけの場」です。

✅ サイズ感に注意
✅ 暮らしのリアルを想像
✅ 複数社を比較
✅ その場で決めない
✅ 遠慮せず質問

この5つを意識すれば、展示場の見学は「楽しいだけ」から「意味のある家づくりの第一歩」に変わります。

次回は「完成見学会の参加メリット」について、展示場ではわからない“リアルな暮らし”を体感できる貴重な機会についてご紹介します。

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住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
連絡先:054-261-2807(午前10時~午後5時)
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建築施工可能エリア:静岡市、焼津市、藤枝市