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注文住宅の予算の立て方──“夢を現実にする”ための第一歩

「家にいくらかけるか?」ではなく「暮らしにいくら残すか?」

注文住宅の予算を考えるとき、最初に意識してほしいのは「建てることがゴールじゃない」ということです。
どれだけ理想の家が建っても、毎月の返済に苦しんでしまっては意味がありません。

だからこそ大事なのは、「家にかけるお金」と「家族の暮らしに残すお金」のバランスです。
住宅ローン返済だけで生活がギリギリになる予算では、あとで後悔してしまうこともあります。

ステップ①:家計の現状を“ざっくり”把握しよう

最初にやるべきは、収入と支出のバランスを見直すことです。

・毎月の手取りはいくら?
・固定費(家賃・通信費・保険など)はどれくらい?
・貯金や教育費、老後の備えはできている?

これをざっくりでいいので把握すると、「無理のない住宅ローンの返済額」が見えてきます。

目安としては「手取り月収の25%以内」がひとつの基準です。
例えば、手取り月収が25万円の方なら、住宅ローンの月々返済額は6〜7万円程度が安心ラインとなります。

ステップ②:将来のライフイベントも含めて考える

家は何十年と暮らしていく場所。
だからこそ、「今の家計」だけでなく、「これからの変化」も予算に入れておく必要があります。

・子どもが増える(教育費がかかる)
・車を買い替える
・親の介護が必要になるかもしれない
・夫婦の収入が変わる可能性がある

こういった“もしも”に備えて、余裕のある予算組みをしておくと、家を建てた後もずっと安心して暮らせます。

ステップ③:「土地+建物+諸費用」の総額で考える

前回の記事でも触れましたが、「家の予算=建物の価格」ではありません。
注文住宅の場合、以下の3つを合計して「総予算」を決めるのが基本です。

・土地代(すでに土地を持っている方は除く)
・建物本体の費用
・外構・付帯工事・各種手数料などの諸費用

この合計額を、「無理なく返していける金額の範囲」で考えることが、後悔しない家づくりへの第一歩です。

ステップ④:プロに相談して“自分たちサイズの家づくり”を描こう

予算の立て方はご家庭ごとに違います。
年収や家族構成、将来設計によって「ちょうどいい家」は異なるからです。

だからこそ、資金計画に強い住宅会社に相談しながら、「あなたたち家族の暮らしに合った予算」を一緒に設計していくことが、成功の秘訣です。

見栄でも、人の真似でもなく、“自分たちサイズの家”を丁寧に描いていきましょう。


次回は「年収400万円の住宅ローン」について、実際にどれくらい借りられるのか、どんな予算で家を建てると安心なのかを具体的にご紹介します。


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