
土地を買う前に絶対知っておきたいこと──後悔しないための7つのチェックポイント
「いい土地が見つかった!」その前に…
土地探しをしていて、「この場所、いいかも!」と思った瞬間って、ちょっとワクワクしますよね。
でも、気に入ったからといって即決してしまうと、あとから「こんなはずじゃなかった…」という落とし穴にはまってしまうことも。
土地選びは、金額も大きく、人生に関わる大きな買い物。
だからこそ、「見るべきポイント」をあらかじめ知っておくことがとても大切です。
① 本当にその土地に「家が建てられる」?
意外と知られていませんが、土地には建築のルールがあります。
中には「住宅が建てられない土地」や「建てるには特別な条件が必要な土地」も存在します。
たとえば…
・市街化調整区域で建築不可
・建築基準法上の「道路」に接していない
・災害危険区域に指定されている
こうした土地は、素人目には分かりません。
購入前に、必ず住宅会社や専門家に確認してもらいましょう。
② 土地の「境界線」があいまいだとトラブルに…
境界があいまいなまま土地を購入してしまうと、隣地とのトラブルになることもあります。
・境界の杭が見えない
・ブロック塀や樹木が越境している
・後から「ここはウチの敷地です」と言われる
こうした事態を防ぐためにも、土地を購入する前に「境界確定測量図」があるか確認しましょう。
③ 地盤の状態は?地盤改良が必要になることも
「その土地、実は昔、田んぼだった…」というケースは珍しくありません。
やわらかい地盤の場合、建物を建てる前に“地盤改良工事”が必要になります。
費用は数十万円〜100万円以上になることもあるため、事前に予算に含めておくと安心です。
④ 周囲の環境や音・においも要チェック
・近くに交通量の多い道路や踏切がある
・工場や飲食店などが隣接している
・ゴミ集積所や水路が近くにある
実際に現地を見に行ったときは、朝・昼・夜と時間帯を変えて確認するのがおすすめです。
意外なところで「音が気になる」「においがする」と感じることもあります。
⑤ 日当たりは「南向きだから安心」とは限らない
たとえ南向きの土地でも、目の前に大きな建物があると日差しは入ってきません。
逆に北向きの土地でも、周囲に空間があれば明るい家が建てられることもあります。
土地そのものだけでなく、周囲の建物との関係性もチェックしましょう。
⑥ 上下水道・ガスの設備は整っている?
土地によっては、水道管が引き込まれていなかったり、ガスが使えないエリアもあります。
こうした設備の整備に数十万円単位の費用がかかることもあるので、事前に確認しておくことが大切です。
⑦ 「買って終わり」ではなく「建てる前提」で考える
土地は、ただ買うだけでは意味がありません。
「その土地に、どんな家が建てられるか」まで考えて選ぶことが、満足のいく家づくりにつながります。
気に入った土地があったら、先に間取りのラフプランを描いてもらうのもおすすめです。
思っていたより狭い、日当たりが悪い、車が入りにくい…など、買う前に気づけることがたくさんあります。
次回は「建築条件付き土地」について、そもそもどんな意味なのか、注意点とメリットをわかりやすくご説明します。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門公務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
連絡先:054-261-2807(午前10時~午後5時)
社長直通:090-6587-4713(HP見たと言ってくださいね!)
建築施工可能エリア:静岡市、焼津市、藤枝市