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建築士が語る「一緒に暮らす家族」を考えた間取りとは?

家を建てる時、多くの人が最初に考えるのが「どんな間取りがいいか」ということです。
でも、建築士の立場から見ると「間取り=部屋の数や配置」だけではなく、
**“誰と、どんな時間を、どう過ごしたいか”**が大きなヒントになります。

この記事では、「一緒に暮らす家族」を中心に考えた間取りのヒントを、
建築士目線でご紹介します。

家族の人数より「関係性」が大切

例えば同じ4人家族でも、家族構成や生活スタイルによって
求める家のカタチは全く違ってきます。

  • 夫婦+未就学児の場合
     → 子どもが遊び回れるリビング重視、視線が届くキッチンが安心
  • 夫婦+中高生の場合
     → それぞれの「個の空間」と音への配慮が大事
  • 親世帯との同居の場合
     → プライバシーとつながりの“絶妙な距離感”が必要

「家族の人数=部屋数」で間取りを考える前に、
どんな生活を共有したいかを家族で話し合ってみてください。

建築士が実際に提案する「暮らし中心の設計」

かおり木工房でも、ヒアリングの中でよくあるのがこのようなご要望です:

  • 「朝の準備がバタバタだから、洗面・脱衣を分けたい」
  • 「食事は一緒にしたいけど、リビングに勉強机も欲しい」
  • 「将来的に子どもが独立した後も使える間取りにしたい」

これらの声を受けて私たちが意識するのは、

  • 時間帯による動き(朝・夜の家事動線)
  • 心理的な距離(集中したい時/つながりたい時)
  • 家族の変化(成長・進学・独立など)を見越した柔軟性

決して「間取りの正解」はひとつではありません。

「間取り=家族の価値観」のカタチ

最近では、「LDKがつながった空間が人気」といったトレンドもありますが、
本当に大切なのは “自分たちにとっての心地よさ” です。

  • 家族で料理をすることが多いなら広めのキッチン
  • 来客が多ければ玄関と和室の関係性
  • ペットを飼うなら床材や動線の工夫 など

間取りとは「図面」ではなく「価値観の見える化」です。

家族と向き合う時間から始めよう

建築士に間取りの相談をする前に、まずしてほしいこと。

それは、家族でたっぷり話すことです。

  • どんな朝を過ごしたいか?
  • 休日はどう過ごすのが理想か?
  • 10年後、家族はどうなっていたいか?

こうした会話の中に、間取りのヒントがたくさん詰まっています。

かおり木工房では、ヒアリングの時間をとても大切にしています。
家族との対話から生まれる“本当に必要な間取り”を、私たちと一緒にカタチにしませんか?

👉 資料請求はこちらから


賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門公務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
連絡先:054-261-2807(午前10時~午後5時)
社長直通:090-6587−4713(HP見たと言ってくださいね!)
建築施工可能エリア:静岡市、焼津市、藤枝市


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