
設計事務所ってどうなの?──“こだわりたい人”に合う家づくりの選択肢
ハウスメーカーでもなく、工務店でもない「第3の選択肢」
家づくりといえば、「ハウスメーカー」や「工務店」がよく話題に上がりますが、
もうひとつの選択肢として知っておきたいのが「設計事務所(建築設計事務所)」です。
設計事務所は、家を建てるための設計図やプランニングを専門にしているプロ集団。
テレビで見るような“建築家の家”も、こういった設計事務所が手がけていることが多いです。
今回は、「設計事務所ってどんなところ?」「頼むとどんな家になるの?」という疑問に、やさしくお答えしていきます。
設計事務所に依頼する家づくりの流れ
- 家族の希望やライフスタイルをヒアリング
- 土地や敷地条件を踏まえて、間取りやデザインを一から提案
- 設計図を作成し、見積もり・建築会社(施工会社)を選定
- 工事が始まってからも、現場をチェックしてくれる
つまり、「設計=設計事務所」「建築=工務店などの施工会社」という形で分かれます。
設計と施工が別だからこそ、設計にとことんこだわれるのが特徴です。
メリット①:世界にひとつだけの家がつくれる
設計事務所は、完全自由設計のプロ。
・土地の形がいびつでも
・狭くても広くても
・高低差があっても
その条件を活かして、「あなたの暮らしにぴったりの家」をゼロから設計してくれます。
「間取りの自由度」「素材の選び方」「窓の位置や動線」まで、
既製品にはない、“自分たちらしさ”をとことん追求できるのが魅力です。
メリット②:設計のプロが中立の立場でサポートしてくれる
施工会社(建てる側)にすべて任せると、どうしても「工事のしやすさ」や「コスト優先」になることもあります。
でも、設計事務所は「あなたの理想を最優先」に考えてくれる立場。
・図面の段階で無駄やムリをチェックしてくれる
・工事中も「ちゃんと設計通りに進んでいるか?」を監理してくれる
“家づくりの味方”としてずっと寄り添ってくれる存在でもあります。
メリット③:ちょっと個性的なデザインもOK
「吹き抜けリビングがほしい」「中庭がある家に憧れる」
「コンクリート打ちっぱなしの外観がいい」など、
他では難しいような**“こだわり設計”や“個性派デザイン”**も叶えやすいのが設計事務所の強みです。
デメリット①:設計料が別にかかる
設計事務所に依頼する場合、設計監理料(通常は建築費の10〜15%前後)が発生します。
ただし、これは図面を描くだけでなく、家づくり全体の品質管理やアドバイスも含まれているので、
「安心料」と考える人も多いです。
デメリット②:打ち合わせの回数が多く、時間がかかる
「もっとこうしたい」「それならこうしましょう」と、
じっくり相談しながら家をつくっていくため、打ち合わせの回数が多く、家が完成するまでに時間がかかることも。
「早く建てたい!」「サクサク決めたい!」という人には、やや不向きかもしれません。
デメリット③:完成までの全体予算が読みにくい場合も
設計が先に進むため、施工会社が決まるまで建築費の目安がわかりにくいことがあります。
信頼できる設計士と予算管理をしっかり話し合うことが大切です。
設計事務所は「こだわりの強い家族」にぴったり
- 「せっかく建てるなら、誰ともかぶらない家にしたい」
- 「建築士と一緒に“作品づくり”のような家づくりを楽しみたい」
- 「土地の条件に合わせた唯一無二の家にしたい」
そんな方にとって、設計事務所はとても頼もしいパートナーになります。
次回は「大手ハウスメーカーの特徴」について、ブランド力・安心感・技術力の視点から、わかりやすく解説します。
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門公務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
連絡先:054-261-2807(午前10時~午後5時)
社長直通:090-6587-4713(HP見たと言ってくださいね!)
建築施工可能エリア:静岡市、焼津市、藤枝市