
無垢や合板などの床材について──質感・耐久性・メンテナンス性で選ぶ床材の比較
床材は「歩くたびに感じる住まいの質」
床材は毎日足で触れる部分であり、住み心地や家の印象を大きく左右します。
静岡のように四季がはっきりしている地域では、温度変化・湿度変化への対応力も重要なポイントです。
無垢フローリングの特徴
メリット
- 自然素材の温もり:木目や香りが心地よく、冬でも足元が冷えにくい
- 調湿作用:湿度が高いときは水分を吸収、低いときは放出して室内環境を整える
- 経年美:年月とともに色合いや質感が変化し、味わいが増す
デメリット
- 季節や湿度で反り・隙間が生じる場合がある
- 水や汚れに弱く、こまめな手入れが必要
- 合板より価格が高い傾向
合板フローリング(複合フローリング)の特徴
メリット
- 安定性が高い:反りや収縮が少なく、床暖房との相性が良い
- 耐水・耐汚れ性能:表面コーティングによりメンテナンスが容易
- コストを抑えやすい:無垢より安価で種類が豊富
デメリット
- 木の質感や香りは無垢に劣る
- 傷がついた場合、表面材が薄いと補修が難しい
- 長期使用で表面の化粧材が剥がれることもある
静岡での床材選びのポイント
- 湿気対策
沿岸部や湿度が高い地域では、無垢材の場合は特に施工精度と換気計画が重要。 - 用途別選定
リビングや寝室は無垢、洗面やキッチンは合板など、部屋ごとに使い分ける。 - メンテナンス性
小さな子どもやペットがいる場合は、耐傷・耐水性の高い合板も検討。 - 予算と好みのバランス
自然素材の質感を重視するなら無垢、機能性重視なら合板。
まとめ:床材は「質感×性能×メンテ」で選ぶ
✅ 無垢は温もりと経年美、合板は安定性とメンテ性が魅力
✅ 部屋ごとの用途や生活スタイルに合わせて選択
✅ 静岡の気候を考慮し、湿気対策を忘れない
静岡で床材を選ぶ際は、実物を触れて歩いて体感できるショールームや完成見学会で確認することが、後悔しない選び方のコツです。
次回は【壁紙 自然素材】について、自然素材の壁材の種類と特徴、静岡の気候に合わせた選び方を解説します。
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賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」
住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市