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工事請負契約の注意点──契約前に押さえておくべき5つの確認項目とは

工事請負契約とは?

工事請負契約とは、工務店や建設会社が住宅建築工事を行い、施主がその対価を支払うことを約束する契約です。
契約時点で金額・工期・工事内容が確定し、双方の合意のもとで進められます。
ここでの確認不足が、後々のトラブルにつながることも少なくありません。


契約前に必ず確認すべき5つの項目

① 工事内容の明確化

  • 図面・仕様書に基づき、施工範囲や仕様を具体的に確認
  • 標準仕様とオプションの境界を明確化
  • 含まれない工事(外構・照明・カーテン等)も把握

② 契約金額と支払い条件

  • 本体工事費+付帯工事費+諸費用の総額で確認
  • 支払い回数(例:契約時・上棟時・引渡し時)と割合を把握
  • 追加費用が発生する条件と見込み額を提示してもらう

③ 工期と引渡し日

  • 着工日と引渡し予定日を契約書に明記
  • 天候や資材不足による遅延時の対応ルールを確認

④ 保証・アフターサービス

  • 瑕疵担保責任保険(10年保証)の加入確認
  • 設備機器保証や構造保証の期間と範囲
  • 定期点検の有無と内容

⑤ 契約解除・変更の条件

  • 施主都合での解約時の違約金条件
  • 設計変更・仕様変更時の費用計算方法
  • 重大な施工不良や工期遅延時の対応

契約書と一緒に確認すべき書類

  • 設計図面一式(平面図・立面図・断面図)
  • 仕様書(建材・設備のメーカー・品番まで記載)
  • 見積書(詳細な内訳)
  • 工程表(工事の進行スケジュール)

トラブルを防ぐためのポイント

  • 口頭説明だけでなく必ず書面で残す
  • 疑問点は契約前に質問し、納得してから署名
  • 契約後の変更は必ず追加契約書を交わす

まとめ:契約は「最終合意」ではなく「安心の土台」

✅ 工事内容・金額・工期・保証を明確にする
✅ 書面で全てを残し、口約束を避ける
✅ 追加費用や解約条件も事前に確認

静岡で家づくりを進める際も、工事請負契約は信頼関係の証であり、同時にリスク回避の盾です。
慎重な確認が、安心して家づくりを進める第一歩になります。


次回は【住宅ローン 事前審査】について、事前審査の流れと通過のためのポイントを解説します。

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住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市