
着工スケジュールについて──工事開始から完成までの流れと管理のポイント
着工とは?
着工とは、建築確認済証を取得し、地鎮祭を終えた後に実際の工事をスタートすることを指します。
ここから完成・引き渡しまで、複数の工程が計画的に進められます。
一般的な着工から完成までのスケジュール(木造2階建ての場合)
1. 着工準備(約1週間)
- 仮設工事(仮囲い・仮設トイレ・足場の設置)
- 水道・電気の仮設引き込み
- 基礎工事用の準備
2. 基礎工事(約2〜3週間)
- 掘削・砕石敷き・防湿シート
- 配筋工事(鉄筋の組立)
- コンクリート打設・養生
3. 上棟(建方工事)(1〜2日)
- 柱・梁・屋根までを一気に組み上げる
- 棟上げ後、上棟式を行うこともある
4. 屋根・外壁工事(約3〜4週間)
- 屋根仕上げ、外壁下地、防水シート施工
- 窓サッシの取り付け
5. 内装・設備工事(約4〜6週間)
- 壁・天井断熱材施工
- 内部配管・配線
- 壁下地、床材施工、キッチン・浴室・トイレなどの設置
6. 仕上げ工事(約2〜3週間)
- 内装クロス張り、塗装仕上げ
- 照明・スイッチ・コンセント取付
- 建具や家具の設置
7. 完了検査・引き渡し
- 自治体または検査機関による完了検査
- 工務店と施主の立ち会い確認
- 引き渡し・鍵の受け渡し
着工スケジュール管理のポイント
- 工程表の共有
工務店から工程表をもらい、主要日程(上棟・仕上げ・引き渡し)を把握。 - 天候リスクの想定
雨天や台風シーズンは遅延リスクを織り込む。 - 現場確認のタイミング
基礎工事完了時・断熱施工前・仕上げ前など、重要な工程で立ち会う。 - 変更や追加工事の早期決定
遅れるとスケジュール全体に影響する。
まとめ:着工スケジュールは「共有と確認」で守る
✅ 工務店と工程表を共有し、重要工程の日程を把握
✅ 天候や変更工事による遅延を想定して計画
✅ 立ち会い検査で品質と工程を同時にチェック
静岡での家づくりは、台風・長雨など地域特有の天候要因を踏まえたスケジュール管理が重要です。
工務店と二人三脚で工程を守ることで、完成後の満足度も高まります。
次回は【中間検査 項目】について、工事途中に行う中間検査の内容と注意点を解説します。
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