
断熱工事の確認について──快適な住まいを実現するための大切なチェック方法とは
なぜ断熱工事が重要なのか?
断熱工事は、夏涼しく冬暖かい家を実現するための基盤です。
適切に施工されていないと、
- 結露やカビの発生
- 冷暖房効率の低下
- 光熱費の増加
など、暮らしに大きな影響を与えます。
つまり、断熱工事の確認は「快適さ」と「健康」を守るために欠かせない工程です。
断熱工事の主な種類
- グラスウール:一般的に使われる断熱材。コストパフォーマンスが高い
- 吹付ウレタン:隙間を埋めやすく、高気密化に有効
- セルロースファイバー:新聞紙リサイクル材。調湿性に優れる
- 発泡プラスチック系断熱材(EPS・XPS):床下や外断熱に利用される
断熱工事確認のポイント
① 断熱材の隙間
- 柱や梁の周りに隙間なく充填されているか
- 配管やコンセント周りに断熱材がしっかり入っているか
② 防湿シート
- 室内側に防湿シートが正しく施工されているか
- 継ぎ目は専用テープで気密処理されているか
③ 厚みと仕様
- 設計図に記載された厚みの断熱材が使われているか
- 断熱材がつぶれていないか、均一に施工されているか
④ 施工精度
- 天井裏や床下まできちんと断熱材が敷き詰められているか
- 開口部(窓まわり)に断熱の切れ目がないか
施主ができる確認方法
- 工務店や現場監督と一緒にチェックする
- 写真を撮って記録を残す
- 気密測定の際に断熱施工の精度を再確認する
- 不安があれば第三者検査を依頼する
よくある不具合とリスク
- 断熱材の隙間 → 冷気や湿気が侵入、結露発生
- 厚み不足 → 設計通りの断熱性能が出ない
- 防湿シートの破れ → 室内の湿気が壁内に入り込み、カビの原因に
まとめ:断熱確認は「見えなくなる前の最後のチャンス」
✅ 隙間・厚み・防湿シートの施工状態を確認
✅ 写真記録を残し、性能を数値で証明できるようにする
✅ 冬暖かく夏涼しい家は、この工程で決まる
静岡での家づくりでも、断熱工事の確認をしっかり行うことで、一年を通じて快適で光熱費の少ない住まいを実現できます。
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👉 次回は【気密測定 立会い】について、気密性能の大切さと施主が立ち会う意味を解説します。