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相続した空き家をどう活用する?──負担を資産に変える住まいの工夫とは

親や祖父母から空き家を相続したとき、多くの人が頭を悩ませるのが「維持・管理」と「活用方法」です。放置すれば固定資産税や管理の手間だけが増え、近隣トラブルの原因になることもあります。ですが、視点を変えれば相続した空き家は新たな資産に変えることができます。今回は、静岡の地域性を踏まえた空き家活用の工夫をご紹介します。


空き家を放置するリスク

  1. 固定資産税の負担
    空き家は住まいとして利用しない限り、毎年の税負担がかかります。さらに特定空家に指定されると税制上の優遇措置が外れることも。
  2. 老朽化による安全性の低下
    屋根や外壁が傷むと倒壊や雨漏りの危険があり、周囲への被害リスクも発生します。
  3. 資産価値の低下
    放置期間が長くなるほどリフォーム費用がかさみ、売却時の評価も下がってしまいます。

活用の選択肢

1. リフォームして自宅として活用

相続した空き家を自分たちの新居やセカンドハウスとして活かす方法です。静岡の気候に合わせ、断熱改修や耐震補強を行えば快適に暮らせます。

2. 賃貸として運用

立地が良ければ賃貸住宅やシェアハウスとして収益化することも可能。特に大学や工場が近いエリアでは需要があります。

3. 売却して資産整理

使う予定がない場合は早めに売却するのも一つの選択。地元の工務店や不動産業者に相談することで、リフォーム提案と併せた売却も可能です。

4. コミュニティスペースや店舗に転用

最近は空き家をカフェや地域の交流拠点にリノベーションする事例も増えています。静岡茶や地元の特産と組み合わせれば地域貢献にもつながります。


静岡での活用ポイント

  • 耐震補強は必須:地震リスクが高いため、活用前に建物診断を受けましょう。
  • 湿気・カビ対策:海沿いや山間部は湿度が高く、自然素材を活かした内装や換気計画が有効です。
  • 周辺環境を確認:学区や交通利便性、買い物施設の有無などで活用方法が変わります。

まとめ

相続した空き家は、放置すれば「負担」ですが、工夫次第で「資産」に変わります。リフォームして住む、賃貸運用する、売却する──選択肢はさまざまです。大切なのは、建物の現状を正しく把握し、地域に合った活用法を選ぶことです。


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住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝