BLOG

ブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 1.建てた家での生活が安定した頃
  4. 階段の上り下りが負担になる家のリフォームの工夫とは

階段の上り下りが負担になる家のリフォームの工夫とは

年齢を重ねたり、体力が落ちてきたりすると「階段の上り下りがつらい」と感じることが増えてきます。日常的に使う階段が不便で危険だと、家全体の暮らしやすさに影響を及ぼし、将来的には住み替えを検討する理由になることもあります。そこで今回は、階段の負担を減らし、安全性を高めるリフォームの工夫について解説します。


階段が負担になる理由

  • 勾配が急で段差が高い:古い住宅では急こう配の階段が多く、転倒リスクが高い。
  • 踏面(ふみづら)が狭い:足をしっかり置けず、不安定になりやすい。
  • 手すりがない:支えがなく、特に高齢者にとって大きな危険。
  • 段数が多い:毎日の昇降が体力的に大きな負担。

階段リフォームの工夫

1. 勾配を緩やかにする

大規模リフォームでは、階段を掛け替えて勾配を緩やかにすることで、安全性が大幅に向上します。段差を低くし、踏面を広げると安心して上り下りできます。

2. 手すりを設置する

比較的簡単にできる改善が手すりの設置です。両側に手すりをつけると、左右どちらの手でも支えられ、安定感が増します。

3. 滑りにくい素材へ変更

踏板に滑り止め加工を施したり、滑りにくい床材に変更することで、転倒の危険を減らせます。

4. 照明を改善する

階段に足元灯や人感センサー付きの照明を設置すると、夜間でも安全に移動できます。

5. 昇降機やホームエレベーターの導入

高齢世帯や将来を見据えた住まいでは、階段昇降機やホームエレベーターを導入する選択も有効です。費用はかかりますが、長期的な安心を得られます。


リフォームで得られるメリット

  • 毎日の移動が楽になり、身体的負担を軽減
  • 転倒事故のリスクを減らし、安全性を確保
  • 高齢になっても自宅で安心して暮らせる
  • 将来の介護にも対応できる住まいに進化

まとめ

階段の上り下りは、毎日の生活で避けられない動作です。その負担を軽減するリフォームは、住まいの安心と快適性を大きく高めます。手すりや照明の設置といった小規模な工事から、階段の掛け替えや昇降機の導入まで、家庭の状況に合わせた改善を取り入れることが大切です。


👉 資料請求はこちらから
賢い夫婦がやっぱり選んだ注文住宅専門工務店「かおり木工房」

住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市


次回予告

次回は 「家事がしにくい間取りの不満と動線改善のヒント」 をテーマに、日々の暮らしをスムーズにするための間取り改善策をご紹介します。