
壁紙や床の老朽化が暮らしに与える影響とリフォームの必要性とは
家づくりにおいて壁紙や床材は、住まいの印象を大きく左右する要素です。しかし年月が経つと、壁紙の色あせや汚れ、床材のきしみや傷が目立ち始めます。見た目の古さだけでなく、老朽化は暮らしの快適性や健康にも直結する問題です。本記事では、壁紙や床の老朽化がもたらす影響と、リフォームによる改善ポイントについて詳しく解説します。
壁紙や床の老朽化が引き起こす問題
1. 見た目の古さ
壁紙の黄ばみや床の色あせは、部屋全体を暗く古びた印象にします。これにより「実際の築年数以上に古く見える」こともあります。
2. 健康被害
壁紙の裏や床下に湿気がこもると、カビやダニが発生し、アレルギーや呼吸器疾患のリスクを高めます。特にシニア世帯では健康への影響が大きな問題になります。
3. 生活の不便
床のきしみやたわみは歩行時の不快感につながり、転倒の危険性を増加させます。車椅子や介護を必要とする生活になったときにも大きな障害になります。
4. 資産価値の低下
内装の老朽化を放置すると、家全体の資産価値も下がります。将来的に売却や賃貸を考える場合にもマイナスです。
リフォームで改善できるポイント
壁紙リフォーム
- 健康に配慮した素材:ホルムアルデヒドを抑えた壁紙や、調湿機能のある壁材を選ぶことで快適性を高めます。
- デザイン性:アクセントクロスを取り入れると、空間の印象を大きく変えることができます。
床材リフォーム
- 耐久性のある素材:無垢材や複合フローリングは、見た目の美しさと耐久性を兼ね備えています。
- 安全性の向上:滑りにくい素材や段差の解消は、特にシニア世帯にとって安心感を高めます。
- 断熱・防音性能:床下に断熱材を入れたり、防音性の高いフローリングを導入することで、快適性が大きく向上します。
実際のリフォーム事例
事例1:壁紙の貼り替えで健康と快適性を両立
築25年の住宅で、壁紙の裏にカビが発生。調湿機能付きの壁紙に貼り替えることで、見た目が明るくなるだけでなく、カビの発生を防ぎ、空気の質も改善しました。
事例2:床のバリアフリー化で安全性を確保
築30年の住宅では、床の沈み込みがひどく、転倒リスクが高い状態でした。床材を無垢フローリングに貼り替え、下地を補強すると同時に段差を解消。シニア世帯でも安心して暮らせる空間になりました。
事例3:デザインリフォームで暮らしの満足度アップ
築20年のマンションで、壁紙と床を同時にリフォーム。ナチュラルテイストの素材に統一することで、空間の印象が一新し、家族の暮らしに新鮮さをもたらしました。
リフォームのタイミングは?
一般的に、壁紙は10〜15年、床材は15〜20年がリフォームの目安です。ただし、汚れや傷、きしみなど不具合を感じたら、それがリフォームのサインです。早めの対応が、住まいを長持ちさせ、暮らしの快適性を守ります。
まとめ
壁紙や床の老朽化は、単なる見た目の問題にとどまらず、健康や安全、快適性、さらには家の資産価値にまで影響します。リフォームによって内装を一新することは、暮らしの質を高めるための大切な投資です。特に築年数が20年以上の住宅では、壁紙や床材の点検とリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
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次回は 「動線が重なり家族がぶつかる家を改善するリフォーム」 をテーマに、家族全員が快適に暮らせる住まいをつくる動線改善の工夫をご紹介します。