
床が冷たい!家全体を暖かくするための工夫とは
冬になると「床が冷たくてつらい」と感じるご家庭は少なくありません。スリッパやラグで対策しても、根本的な解決にはならず、冷えが体調不良の原因になることもあります。特に築年数の経った家は断熱性能が不足しており、暖房を入れても足元が冷えることが多いです。本記事では、床の冷えが生じる原因と、家全体を暖かくするための具体的なリフォーム方法について解説します。
床が冷たいと感じる原因
1. 床下からの冷気
基礎や床下の断熱材が不十分だと、外気の冷たさが床に伝わりやすくなります。
2. 隙間風
古い住宅では、窓やドア、床下の隙間から冷気が侵入し、足元が冷える原因になります。
3. 暖房の効率不足
エアコンやファンヒーターは部屋の上部を暖めやすい一方、足元には暖気が届きにくいため、床が冷えたままになります。
暖かく暮らすためのリフォームアイデア
1. 床下断熱の強化
床下に断熱材を施工することで、外気の冷気を遮断できます。リフォームの際に最も効果的な方法です。
2. 内窓や断熱サッシの設置
冷気は窓からも侵入します。内窓を設置することで断熱性が高まり、床の冷えも軽減されます。
3. 床暖房の導入
リビングや寝室に床暖房を設置することで、部屋全体を足元から均一に暖められます。ヒートショック対策にも有効です。
4. 暖房とサーキュレーターの併用
暖かい空気を天井から足元へ循環させることで、効率よく部屋全体を暖められます。
5. 気密性を高めるリフォーム
ドアや窓の隙間を改善し、家全体の気密性を高めることで、暖かさを逃がしにくい住まいに変わります。
実際の改善事例
事例1:床下断熱で冷え解消
築30年の住宅では床が冷たく、冬は常にスリッパが必要な状態でした。床下に断熱材を追加するリフォームを行った結果、素足でも快適に過ごせるようになりました。
事例2:床暖房導入で快適なリビングに
築20年の住宅では、床暖房をリビングに導入。エアコンに頼らず快適に過ごせるようになり、家族全員の満足度が大きく向上しました。
まとめ
床の冷えは、断熱不足や隙間風など住まいの性能が原因であることが多いです。床下断熱や床暖房、内窓の設置といったリフォームを行うことで、家全体が暖かく快適な空間に変わります。光熱費削減や健康面にも良い影響を与えるため、冬の寒さに悩んでいる方はぜひ検討してみてください。
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住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市
次回予告
次回は 「キッチンや浴室の水回りトラブルを防ぐリフォーム」 をテーマに、老朽化を防ぎ快適に暮らせる住まいづくりのヒントをご紹介します。