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吹き抜けが寒い家を暖かくする断熱リフォームの工夫とは

開放感が魅力の吹き抜け空間。しかし冬になると「暖房が効かない」「冷たい空気が下りてきて寒い」と悩む方も多いのではないでしょうか。吹き抜けはデザイン性が高い一方で、断熱や気密の工夫が不足していると寒さの原因になります。本記事では、吹き抜けの寒さを解消するためのリフォーム工夫について詳しく解説します。


吹き抜けが寒い理由

1. 暖気が上に逃げやすい

暖かい空気は上昇する性質があるため、吹き抜けの天井部分に溜まり、足元が冷えやすくなります。

2. 窓面積が広い

吹き抜け部分に大きな窓を設けると、断熱性能が不足して冷気が侵入しやすくなります。

3. 気密性の不足

築年数の経過した住宅では、隙間風の影響で暖房効率が下がり、寒さが増します。


吹き抜けを暖かくするリフォーム工夫

1. 高断熱サッシや内窓を導入

吹き抜けにある大きな窓を高断熱サッシやペアガラス、内窓に変更することで、冷気の侵入を大幅に抑えられます。

2. サーキュレーターやシーリングファンを設置

天井にたまった暖気を循環させることで、部屋全体を均一に暖められます。

3. 吹き抜け部分に断熱カーテンやロールスクリーン

季節に応じて仕切ることで、空気の移動を抑え、暖房効率を高めます。

4. 床暖房の導入

足元から暖める床暖房は、吹き抜け特有の「足元が寒い」問題を解消します。

5. 壁や天井の断熱材補強

築年数が経過している場合、断熱材を補強するリフォームも有効です。


実際の改善事例

事例1:内窓設置で冷気を遮断

築20年の吹き抜け住宅では、冬の寒さが大きな悩みでした。大きな窓に内窓を設置したことで、冷気の侵入が減り、暖房効率が大幅に改善しました。

事例2:シーリングファンで暖気を循環

築15年の住宅では、吹き抜け部分にシーリングファンを設置。暖かい空気が足元まで降りるようになり、冬場の寒さが軽減されました。


まとめ

吹き抜けの寒さは「デザインだから仕方ない」と諦める必要はありません。窓や断熱材のリフォーム、暖気を循環させる工夫を取り入れることで、デザイン性と快適性を両立できます。これからの冬を暖かく過ごすために、ぜひリフォームを検討してみてください。


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住所:静岡市葵区瀬名川1-27-53
電話:054-261-2807(10時〜17時)
社長直通:090-6587−4713(「HP見た」とお伝えください)
施工エリア:静岡市・焼津市・藤枝市


次回予告

次回は 「生活動線の小さな違和感がストレスになる理由」 をテーマに、毎日の暮らしを快適にするための動線改善のヒントをご紹介します。