
廊下や階段の危険を減らすバリアフリー改修とは?
安全で安心して暮らせる住まいを実現する工夫
長く住み慣れた家でも、年齢を重ねたり家族構成が変わったりすると、「ちょっと危ないな」と感じる場面が増えてきます。特に廊下や階段は転倒やつまずきのリスクが高く、日常生活における事故の大きな原因になる場所です。
そこで注目されているのが バリアフリー改修。高齢者だけでなく、小さなお子さんや妊娠中の方、さらには将来を見据えた暮らしやすさを考えるご家庭にとっても有効なリフォームです。
本記事では、廊下や階段の危険を減らし、家族みんなが安心して暮らせる住まいを実現するバリアフリー改修のポイントをご紹介します。
廊下の危険とその改善策
廊下は日常の移動に欠かせない場所ですが、以下のようなリスクがあります。
- 段差や敷居につまずく
- 夜間、暗くて見えにくい
- 床材が滑りやすい
改善のための具体的な方法は以下の通りです。
- 段差解消リフォーム
敷居を撤去したり、段差部分にスロープを設けたりすることで、つまずきのリスクを軽減。 - 手すりの設置
片側または両側に手すりを取り付けると、歩行の安定感が増します。 - 床材の変更
滑りにくいフローリングやクッション性のある床材に張り替えることで、安全性と快適性を両立。 - 照明の工夫
センサーライトや足元照明を取り入れることで、夜間の移動も安心です。
階段の危険とその改善策
階段は住まいの中で最も事故が起こりやすい場所のひとつです。転落事故は大きなケガに直結するため、早めの対策が必要です。
改善のポイントは以下の通り。
- 勾配を緩やかにする
リフォームで段の高さや奥行きを調整し、安全に上り下りできるようにします。 - 滑り止めの設置
踏み板に滑り止めシートを貼ったり、ノンスリップ加工を施したりすることで転倒防止に。 - 手すりの取り付け
両側に手すりを設置すれば、より安心して利用できます。 - 階段照明の強化
階段全体を均一に照らす照明に変更すると、段差の視認性が向上します。
バリアフリー改修のメリット
廊下や階段をバリアフリー化することで得られるメリットは多岐にわたります。
- 家族全員が安全に暮らせる
- 将来に備えた安心の住まいになる
- 住まいの資産価値を維持・向上できる
- 介護が必要になったときの負担を軽減できる
バリアフリーリフォームは「まだ必要ない」と思われがちですが、事故が起こってからでは遅いものです。早めに取り組むことで、長期的な安心を手に入れることができます。
まとめ
廊下や階段は、日常の中で見落とされがちな危険ポイントですが、バリアフリー改修によって安全で快適な住まいに変えることができます。手すりの設置や段差解消、床材や照明の工夫など、少しの改善で事故を未然に防ぐことができるのです。
「今のうちから安心できる家にしたい」「家族みんなが快適に過ごせる住まいにしたい」という方は、ぜひ早めのバリアフリー改修をご検討ください。
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次回予告
次回は 「家全体が古く感じるときに検討したい外壁リフォーム」 をテーマに、見た目だけでなく住まいの性能を守る外装改修の重要性をご紹介します。